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部屋のなかにいて、やるべきことをあれこれと思い浮かべていると、とつぜん頭のなかがきゅんと鳴って止まってしまう。窓の向こうの方の白い建物に陽が当たってまぶしいさまや、風どうしがぶつかってひゅうひゅう .... うつぶせの 街は夜
わたしはとけて
中指のつめだけが
床にのこった

そのうちに春が来て
夢がながれる
ここにいた爪は
むかし 女のかたちをした
生き物だったと
うすらさむい肌に
あなたがのったとき
わたしはまだ女ではなかった

寝返りの襞に言葉が沈み
朝陽に産毛が焼かれると

夥しい嘘が
たった一枚の真実に包まれて寝転がっていた
あかる ....
さいしょは辞書を食べるのがいいとおもったの
すべてがなにかということと
言葉の味と、紙のにおい

うそだよ、とか、そんなものないよ
とか
それか、
ほんとうにすべては正しいのだ とい ....
もういいじゃん
バッグが空
よごれてきたけど
樽も空
ついさっき出荷されたのたちが
残していった空気をぜんぶ肺に詰めて
それで忘れないってことにできたらどんなに素敵だろう

なんど ....
だいたい思ってることをみんな
言ってしまえば詩になるとおもってるとしたらばか

お正月には餅と煮しめと金一封
あと薄い画面に映像たれながしだあ
それでおめでたいとおもってるとしたらばか
 ....
オイタルさんのはるなさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メモ- はるな散文(批評 ...722-2-21
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