すべてのおすすめ
君の子宮をコンドームに包まれた僕のペニスが出入りする
君の喘ぎ声と 僕の汗と 君の唇と 僕の中指と 君の乳房と 僕の肋骨と
全てを重ねて絡み合わせて ぐちょぐちょに どろどろに ねちねちと ずくず ....
「あ、さっちゃん」

と、わたしの飼い猫が喋った

「あ、れんげ」


「な、なんで喋れるの」

「ぼくは死ぬんだ」

「なんで」

「なんでって言われても」

「なんで ....
『マルボロ/カフェテリア』


バイパス沿いのカフェテリア
男のくわえたマルボロから吹き出てくる白ひ煙
ごしに夜がゆつくりと幕をあけて、その向かふ
夕焼けを背負うように蒼ひプジョー ....
女王は生き血の風呂から手を伸ばし
君の頬をなでまわした
君は少しうろたえて後ずさり
そこここに跳ね散った血液の飛沫に
足を滑らせた

べっとりと頬を濡らす血を
拳で拭いながら
君は家出 ....
あなたは遠くを見てるから
わたしは何を見てるのか
あなたの横で当ててみる

「空」
「・・・(無言。恐らく、ブッブーの意味)」
「鳥」
「・・・(無言。恐らく、ブッブーの意味)」
 ....
わたしは言っているとき、そのものが悲しい。二回繰り返すことで否定する。思うときはそれが違う。繰り返すときはそれ以外のものではない。

(つくえつくえ「つくえ」)
 つくえ つくえ「つくえつくえ」 ....
傾いた、ずがこうさく・
傾いた、横顔
まばたきの回数
虫歯の数
○×△○○◎●△
土曜日と言えば午後だ、
土曜日の午後と言えば、晴天
絶対に晴天
なにがなんでも晴天
昼飯が美味い晴天 ....
私の髪は
とかく荒っぽすぎる
寝癖を通り越してはねまわる
渦巻く
からまる
もつれる
おまけに白髪が混じる
二十歳前からそうだったが
問題なのはこの白髪で
黒髪よりも荒っぽくひねくれ ....
悲しい詩を歌った君の顔。
僕は、なかなか君の顔が見れなくて・・・・

あぁー。女の子の涙は苦手でね・・・・。
小さく声が聞こえても・・・・君の涙を見ても・・・何もできない。

何をしたらい ....
那須高原ではとっくに紅葉が終わり
木々の葉は舞い始める
私の住むここでは、まだ緑が息づいているが
そんなことは時間の問題
紅葉が綺麗なのは色が変わること自体ではなく
それを通して季節の移りを ....
線は線に縁取られると形になる
あるいは輪郭と呼ばれても
わたしたちは先に生まれている
そのことはいつも
部屋の中で動かずに考えるべきであろうことを

わたしは知っている
いつもぶち当たる ....
それは菜種梅雨そぼふる夜のこと。
くすんだ身体を暖かなお湯にひたしていると、
窓から突然に侵入してきたきみが、
左手薬指から一人称代名詞をもぎとった。
ぼんやりした灰色のタイルに転がり落ち、
 ....
きこりは斧を打ちつけて太い幹を切り倒す 

さぁ 石つぶてを投げつけようじゃないか  
さぁ みんなで悪い噂話をしようじゃないか          

チップをください 
チップをください ....
高層ビルの近くにいるやつは震度21がきたとき全員死ぬ
ピザの斜塔のようなものがないサバンナでも毎日鹿がチーターに食われているんだから、死ぬんだよお前らは
アリコの保険に入ったやつは全員死ぬ
死ぬ ....
テストです。すぐ削除します。
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┏━┓┃┃┗━┛┏━┓┃┃┗ ....
私は大地だなんて今更そんなこと歌いながら歩いてゆく
まひるの高速道路さすがにちょっと危険
でも引率する彼女の後ろにはぞろぞろと娘たちがついてくる
娘たちは美しかったり美しくなかったり
あるいは ....
ぼくには常に、悪が充満している
であるからなるべく「いい人」であろうとする
俺とはこれから死ぬまでの時間に、多くの建前を貫こうとする一切の流れだ
それが人間の理想になる

ぼくがすごくよい歌 ....
俺は攻撃したい
お前らを攻撃したい
正しい奴も間違ってる奴もみんな攻撃したい
むかついてる
自分のことは棚に上げて攻撃したい
攻撃した後になにがあるってわけでもないけど
俺はお前らを攻撃し ....
落札!
高らかな宣言とともに成響くハンマァの音
砕かれる落札者の商品

海に灰を撒くなんて穏やかじゃないね
豪華クルーザーの乗客の声
本当は叫んでいる

薄暗い雪が降る
溺れているの ....
  


  部屋にばかり詰めていたので
  気分転換にちいさな125cc のバイクに乗ってきた
  新興郊外都市 背高のっぽのビルが立ち上り
  丘の上を占めていた 大きなマンションと
 ....
あれだ
あのー
いや
だからあれだ
さまざまだ
それぞれの。
それぞれがさまざまに
そもそものことを。

僕たちはいつも
そんなふうに

ま       ざ

ま      ....
僕にとっての暗いポエムは
少年期のマスターベーションのような衝動で

始める前の高揚感と 終わった後の暗い気持ちと罪悪感

暗さを避け 走るぬけるような衝撃を
暗い前髪に 風で切れ目が入る ....
もじれつ のはいれつに
ふるいに かけられた
おでこーろん 

さややかに よこにも
つるきん たてにも

とろく とろ とこ
ちいちゃな いしは 
はじきとばし おー

お ....


 

  せりあがる
  涙の塔
  くぐもってしまった声
  砂漠のように乾いて
  なぜ突然失語症になってしまったのか
  あなたをあたたかく送るために
  いきなり設えた舞台でわ ....
聞きたい
聞きたくてかなわん。
うす暗い個室で
下着のままでこっちを向いて笑っている
君の歴史が聞きたくてかなわん。
今まで延々と続いてきて
これからも続いていく僕の生活の
そのとある地 ....
服を脱げ皮を剥げ

筋肉と脂肪を取り除け

骨を砕き血管を剥ぎ取れ

心臓の鼓動も止めろ

目も鼻も口も切り取れ

そうして最後に頭蓋を開けろ

  自分はどこにいった
たぬきときつね

のあいだのいざこざはいえることはありませんでした

たぬきのさとのちょうろうは

きつねのさとにきつねにばけさせたたぬきをたくさんおくりこみました

きつねのさとのち ....
ひとつ!
人気作家は出版社の許可なくして死んではいけない!

気分良く飲んでいた「笑えるプロレス技」という設定で話していた。
隣の奴が絡んできた、まるでカニ2000匹を相手にしているようなねち ....
うちの近所の橋の下に
ホームレスのおっちゃんが一人住んでいて
橋下さんと呼ばれている

橋下さんは五十代半ばくらいで
よく釣りをしている
釣れた魚は焼いて食うらしい
釣りをしていないとき ....
不老産兄弟さんの自由詩おすすめリスト(118)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
コンドームの唄- YASU自由詩12*04-12-1
れんげ- ピッピ自由詩11*04-12-1
『マルボロ/カフェテリア』- セキラボ ...自由詩304-11-26
女王は生き血の風呂から手を伸ばし- 佐々宝砂自由詩404-11-24
ゆきおとこ- ピッピ自由詩604-11-24
わたしは不特定多数(です)- 黒川排除 ...自由詩304-11-23
「先生、このひと変態です!」- かのこ自由詩1*04-11-22
私の髪は…- 佐々宝砂自由詩404-11-21
涙の数だけ抱きしめて- 天使自由詩104-11-19
那須高原- 小太郎自由詩104-11-18
追放- 黒川排除 ...自由詩704-11-18
黄金探偵- 佐々宝砂自由詩104-11-16
きこり- 初代ドリ ...自由詩4*04-11-13
せいかつ- 馬野ミキ自由詩12*04-11-12
テスト- ポチット ...自由詩904-11-12
娘たちのパン- 佐々宝砂自由詩504-11-12
- 馬野ミキ自由詩504-11-8
攻撃したい- span自由詩3*04-11-6
忘れえぬ夜のために- 黒川排除 ...自由詩404-11-4
幻覚新興都市- 天野茂典自由詩304-11-3
あなたまで- 捨て彦自由詩504-11-2
青年ポエム- 幸亜自由詩4*04-10-27
かおんのしゅっぽっぽー- 砂木自由詩13*04-10-25
沈黙そして暗い穴- 黒川排除 ...自由詩104-10-25
堀口美樹さん- 天野茂典自由詩104-10-22
次の合コンパーティはいつだ- 捨て彦自由詩804-10-22
腐爛- Tシャツ自由詩304-10-18
たぬきつね_2- 桜 葉一自由詩204-10-16
今夜とあるバーで- どぶねず ...自由詩604-10-14
橋下さん- 佐々宝砂自由詩7*04-10-6

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