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十九、までは数えた
そこから先は途切れがちになった
よく躓いてしまう君の後ろで僕は
ありふれた、馴染まないままの歌を歌った
スモールタウン、僕らがかたちになりかけた頃
この腕に抱ける言葉が、 ....
一呼吸置く、世界だったり


待ち人は来なくとも
息は吐けます
卵の丸みを写してみた紙には
吸い込まれそうな白さはどこにもないのです

変容のない毎日です
僕らは生まれていますでしょ ....
染められた自転車を
また真っ白に戻すように
通い慣れた道を塗り直していく
隙間を通すように、深く

はじめておぼえたこと
空のひろがり
見つけたころのこと


遠くへ行ってしまいそ ....
手の届く範囲で
窓を開ける
遠くなった人のことを思いながら
一日を傾ける

窓枠には白い花と
手紙を添えた
白猫が通りすがりに連れて行ってくれる
そんな風景を完成させるため


 ....
いなくなった
椅子が、あった
主は不在なのか、と尋ねられれば
沈黙して笑う、程度のことしか出来なかった

混ざり合った
分からなくなった
人は混ざってしまうもの、らしい
心の、底辺の垣 ....
いつか語っていた景色だったら
巣食っているのは本当なんだろう
少しだけ多くの時間をかけて
誰よりも歩いた気分になれる

腕時計、を外して
その跡を順番になぞる
縛られた指先が千切れると
 ....
かんなさんの霜天さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
スモールタウン- 霜天自由詩709-4-26
御覧のように- 霜天自由詩509-2-4
はじめて- 霜天自由詩408-11-16
落ちる- 霜天自由詩1208-10-14
いなくなった- 霜天自由詩508-10-4
花びら空に消えた- 霜天自由詩608-10-2

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