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少しずつ
季節が忘れてゆく花の
わたしを知って欲しかったんだ


きみの手を
ひいて歩いた十二月
他人同士であって それでも


雨の日に笑っていても
晴れの日に眠っていても
 ....
通り過ぎてゆく笑い声
背筋をノックする人差し指
忘れない

ドレスのチャックを上げてくれたこと
わたしに腰をふらせたこと
忘れない

隠れ場所のなかったこと
なんて答えていいか
分 ....
コーリャさんのかぐらさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
火よ、きみは花を燃やしている- かぐら短歌411-12-15
忘れない- かぐら自由詩311-11-2

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