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実のつらなりが
水に映る
逆さになり
雨が来る


遠くと近くの震えが混ざり
小さな 音だけの雨となり
曇へ降る虹
曇から降る虹を見つめる


指のかたちの熱が ....
気まぐれに硝子の冬は燃えあがり舌先の火に顔ちかづける




老人が甘えたらすぐ見せしめにサウンド・オブ・サイレンスを燃やす




こんがりと表裏なき ....
ひかりたからか
からか からか
穂の息ひそめ
言の火ふらす


窓のふくらみ
煉瓦の道
こだまする影
屋根に立つ影


風のなか揺るがぬ星や星
足の指がつ ....
埃の海に生まれたもの
きらびやかに手放されるもの
岸から流れつづける景
底をすすむもののかたち


褪せた光の降る路地の
さらに褪せた色の扉の
入るものもない静けさ ....
音のない息の浪が
寄せている
ひとつの曇の裏ごとに
くちびると闇はわだかまる


補色の先へ向かおうとする
水の上にしか映らぬ鳥
冬に軋る
冬は軋る


影の斜 ....
ひとり ひとり
夜の裸眼史
硝子のむこうの硝子と星


騒がしい影
何もない肌
土に映る
腕のかたち


闇に冷やした
ひとつの果物
指なぞる文字
雪を ....
右手を透る左手が
咽の前に描く球は
星の生まれ 空の生まれ
笑みの生まれ 穂の行方



陽曇雷海砂瞳
五本の明るい指と柱
あたたかさはどこからもやって来ない
あた ....
コーリャさんの木立 悟さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜と辺- 木立 悟自由詩1410-9-29
冬と水- 木立 悟短歌509-10-13
降り来る言葉_XLII- 木立 悟自由詩709-5-9
ひとつ_まわる- 木立 悟自由詩309-4-19
ひとつ_つづく- 木立 悟自由詩609-4-10
ひとつ_さまよい- 木立 悟自由詩209-3-28
奔光- 木立 悟自由詩209-3-25

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