名もない花は
美しく咲いている
名もない人は
ひかり輝いている

暑い夏を冷やしてくれる
自然のクーラー
森を大切にしよう
雨を降らせる

ラジオはなり
時報が聞こえる
「スジ ....
いくぜー!
さまよえる民
行方も分からぬまま
ひたすら歩き続ける

いくぞー!
血が燃え
元気になる
さまよえる弾丸

安住の地を目指し
道化師が笑う
語り部が嘲り
ただひた ....
空気を喉につまらせて
ぱくぱくと喘いだ
 
さらりとした風は
この喉につまるものと別物なのだろうか
何に喘ぐのかも解からずに
ただ この違和感を追い出したいだけ
右手で触れてみても
な ....
おにーさん おにーさん どうしたんですか?
失恋でもなさったんですか?

世界中の不幸を背負ってるような しけた面してますねぇ
そんな顔して黄昏れてたって モテないままですよ

「 海パン ....
ドラムのように
時をきざみ
ギターのように
時をかざり

今を歩いてゆく
今を走ってゆく
皆で泳いでゆく
皆で助け合って

血と血の約束
静寂の時
時間をかけ
宝物を取りに行 ....
ゆきすぎた夏のよこがおを
どうしても思い出せない
急行に揺られて
日よけを半分だけ降ろす

だれもいない改札で
追いかける風は
やさしいだれかと
海のにおいがして
すれ違う夏のよ ....
もし貴方を手にしたら
全ての物を投げ出そう
もし貴方を手にしたら
私の全てを捧げよう

もし私を手にしたら
栄光の未来は君のもの
もし私を手にしたら
私を大切にして下さい。

もし ....
一日中
夢を見ていた。
一日中
探していた。

東名高速走り
考えていた
人生の目的って何
葛藤が渦巻いていた。

よい思いをしたい
楽しい毎日を過ごしたい。
美味い物が食いた ....
      落日を追いかけるようにして
            湿っぽい南風が
        トルソのかげをひきさき
追憶の燃え堕ちるかなたへ融けてゆきます
      ほのかな羽ばたきをの ....
銃声が鳴り響いたもんだから
運動会でも始まったのかと思い
颯爽とクラウチングスタートを決めたんだ

だけど走ってきたのは兵隊さんで
銃口をこちらに向けるもんだから
慌てて草群に逃 ....
やりたい事が沢山ありすぎて
命が一つじゃとても足りないよ
だけど百万回人生を生きたら
途中で飽きてしまうんだろうな

道行く人々は無表情で
心の内を曝け出すことはない
上辺を ....
{画像=080717222808.jpg}
ぼくは所在なく佇む
夜が好きだ
そんなとき
梅雨の終わりの
雨が降っているのもいい

屋根を打つ雨の音
軒を伝う流れの音
樋を落ちる水の音 ....
私を此処から出して
貴方の傍に置いてほしいの
ずっと、よ

壊れてしまった心では
貴方だけを見る事
それだけしか出来ないから
他の女性とは仲良くしないで
妬いてしまうでしょう
ねぇ、 ....
ドイツへ行って
ビールをのもう
赤い自動車に乗って
ブティックへ行こう
表に出れば牛乳車が
ガタガタ
砂糖壺の中の
小人が踊る
占いの絵に見入り
ブルブルビユン
ペラペラシュパー
 ....
かなしいからうたをうたった

わたしはなかなかった

だだ きいているきみが わんわんなくものだから

さっきよりかなしくなって

そうだ なくしてしまおう そうおもうのだった
すなでつくったおしろ

おおきいな

うれしいな


でもね

かんたんに こわれてしまう


かんたんに。
あの風船のように
旅に出よう

雲を越え
山を越え

やがて海に出る

風に乗って
潮騒を聴きながら

列車に揺られ
あの町よりも
もっと遠くへ

子供の頃から憧れてた
 ....
{画像=080717222534.jpg}

         心
         静か
        に、耳を
       傾けよう。遠
      くに聞こえて来る
      ....
ドイツへ行こう
レンタカーで
ミッドナイトに
ファックスが届く
ソウルでは
ランチが
シーザーサラダ付き
ドーンと1000円
レモンティーも
ミルクティーも
ファイトで飲んで
ソ ....
真夜中。


アコースティックギターで
指先をぼろぼろにしてコードを鳴らすStreet musicianの
褐色の手のひらが夜の街へと舞うように
恋する人の夜空へと伝えたいことがある。
 ....
あまりよく、覚えていない

ふらふらと適当に帰りついた夜
白く重たいドアの先で
お父さんが
ガチガチに冷凍されていて
あれ、しっかり保存されていたんだ
そうドアの前の過去に
気が付つい ....
与えられた番号は
000040000
1億あろうかというコインロッカーの
その中の40000番目のロッカーが
私の自由であった

そのコインロッカーに
昨日のストレスを詰め込むこともでき ....
空気がむせかえる
ジャンクションを間違えてカーブしていくおもいきり
アクセルを踏み替えないで俺たちは加速して
絶対に追い抜けない霧もやの中を疾走する
あったかい罪を犯したかったの
サミッ ....
朝が月を殺す頃

その細い首をきゅっと絞めあげて

太陽がごうんごうんと鳴りはじめ

白い光は
精液みたいにとろりと落ちて


ぼくは生まれてこなければよかった、
と思うのです
 ....
泣いていいのよ
とお歌が言うから
泣きました

母はお止しとお尻を
パチン
とぶちました
泣きたかったけど
母の手が痛かったので
私は
自分の部屋へ駆け込む間もなく
口元を
 ....
花火が消えた後の静けさは
言いたい言葉を隠してしまうから
何も言わずに手を繋いだんだ
右手に残る確かなぬくもり

君が指差す星座の名前を
答えることができなかったから
図鑑を ....
おまじない

君の名前を書く
君の名前を書く
君の名前を三度書く

そうしたら

嬉しくなって

なんでも叶う気がしてきた





 信じられる

信じられる ....
足のツボ押して痛い 痛くてしょうがない
胃が弱ってるみたい
過労かストレスか 反射投影
トラブルが起こってる

とにかく僕は 味付けのりを食べ
喉の渇きを感じながら 君へのメールを打ってい ....
水族館でみた大きなさかな
ゆったりと動く大きなさかな
ガラス越しに見える大きなさかな

水族館に連れて行ってくれたお母さま
あの白い手で私を育ててくれたお母さま
今はガラス越しでしか会えな ....
桃の心臓をかちりと割ると
滴り落ちるのは
椿の深い唐紅花の唇
涙より沁みるのは
歯茎から抜けない
本心の建前
みずみずしく透き通るのは
海に砕けた夏の記憶
恋の夜に{ルビ馨=かお}るほ ....
星月冬灯さんのおすすめリスト(144)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
名もなき花- ペポパン ...自由詩6*08-8-9
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ifのリズム- ペポパン ...自由詩6*08-7-28
夢追い物語- ペポパン ...自由詩7*08-7-27
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雑草論- 1486 106自由詩4*08-7-25
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なつの、ひ- 長谷川智 ...自由詩7*08-7-20
風の旅- ヒロシ自由詩308-7-19
心の雫- beebee自由詩19*08-7-17
創書日和「音」_合法ドラッグ- そらの  ...自由詩7*08-7-16
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コインロッカー- モリマサ ...自由詩12*08-7-6
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眠るアロワナ- まつみ自由詩108-6-5
水蜜桃- 月下美人自由詩14*08-6-4

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