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行方不明の小学生3人が見つかった

そういうニュースのテロップが流れていた

冒険したかったのだという

公園で見つかったそうだ

騒ぎすぎだ、なんかへんだ、この違和感は


正 ....
優しさと痛みをくっつけてくれるのは

あたたかさだった

優しさと痛みだけなら傷つけるだけだった

冬の光のような

さわやかな絶望と楽しげなかなしみ

太陽と地球の距離、そのあた ....
SMAPの解散が勇気をくれる

当たり前のことを教えてくれる

世の中そんなことがほとんどだ


永遠なんてないし

陳腐なことは多い

いちいち傷つくな


SMAPの解 ....
息が落ち着かない

頭痛がする

もう2週間ぐらい続いている

真夜中頭痛で目をさました

病院へと車を走らせることにした

居住エリアを入れて脳神経外科、急患、夜間で検索し

 ....
エンターテイメントなんて所詮

人間がやっていることだから

夢や切実はもう遠いおとぎ話

若者はどう傷ついたのだろう

老人はどう消化したのだろう

エンターテイメントなんて所詮 ....
ひどいことされて

それを正当化されて

お金や時間や尊厳をうばわれて

泣かされて

うらまず

なやまず

うれいを持たず

生きていくには奇蹟が必要だ


ぼく ....
平成だ

まったく平成いがい

ない光景だ

汚れていく緻密な先端

つきまとう

粗雑な日常のひかり

平成だ


砂漠に水をまこう

焼け石に水かけよう

傷 ....
先生は本気でおこっている

なんで友達ができないんだろう

なんでみんなに誘われないんだろう

いつも世界を信頼していたのに


ひとを傷つけたり

わがままと言われたり

 ....
戦争はメリークリスマス

もう来ないさ

まだやってるけど

戦争はメリークリスマス


白のスーツで

だだっ広い白い階段を

音符みたいになって

横に

縦に
 ....
口笛のような

オカリナのような

電子音楽のような

みらいのような

懐かしい時代のような


内なる世界へ

校長がこの文化祭に掲げたスローガンだった

先輩とふた ....
霜降りた田園のあとかたに

朝日の残滓が

それは早すぎる追憶

天涯より撃ちつけられる萎び

もう戻れない日々のなかにいる


最初からなければ良かった原発

誰にでもある ....
こころとからだ

ひとはどちらかに重きを置きたがるけれど

そしてそれは定まらないのだけれど


どっちもなんて

いかがわしいことを

言うのはなしで


こころとからだ ....
障がい者が殺された

19人も殺された

殺人の理由がひどい

そんな理由なら

世界は俺をいらない


それでも泣きながら

歯でも食いしばりながら

誰かのために生き ....
緑をうしなった銀杏の葉っぱは清洌だ

黄色くてとうめいだ

西側の窓が額縁になって

たわわな銀杏が一枚の大きな絵のよう

風が吹くたび

朝の掃除の大変ばかりを考えてしまう

 ....
夕日

オレンジ

灰色

ピンク・ぶるー

ターナーの


雨駆けた

雲かさばった

夏のような雨

さよなら


夕日

オレンジ

灰色

 ....
繁華街

タクシー

夜気

連れ立つひとの群れ

〆のうどん屋

マッサージ


気にするな

偉そうなこと

控えめに言われても

諦めてしまえ

カラク ....
トラックが泣いている

ひねもすのたり泣いている

何がそんなに悲しいか

雲のひかりに青ざめて

雲のひかりに汗かいて

ひねもすのたり泣いている

トラックが泣いている
 ....
手紙があろうと電話があろうと

メールがあろうとSNSがあろうと

ひとは別れる

医学があろうと

ひとは死んでいくのとそれはおんなじだ


会わなければいいのさ

声を聞 ....
右手は仏様

左手はぼく

ぼくを仏様に添わして

合掌

それが下がっていく

合掌した手が下がっていく

行わないと身に付かないのに

果ばかり求めて下がっていく

 ....
イチローのヒットを集めた動画を見ていると

誰も見ていないところでヒットを打つことが

イチローは誰も見ていないところでプレーしている訳ではないのだけれど

誰も見ていないところでヒットを ....
やられたらやり返す

やられそうならやり返す

それが正当防衛だと

ぼくらは言うけれど

やられそうならやり返す

やられたらやり返す


カーテンが揺れている

ひか ....
連行される女は

ピエロのような顔をして

やすらかだった

車のなか全てが

スローモーションだった

そんな事件記事


高層ビルでは都議会議員が名刺を配る

弁護士 ....
風が春だった

ロカ岬にたったような風の匂いがした

曇り空にはひかりと影の階段があった

幻視にちがいなかった

ショパンの別れの曲が聴こえてきた

幻聴にちがいなかった

 ....
間村長さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(83)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
身から出たモノサシ- 吉岡ペペ ...自由詩517-1-20
工場とららぽーと- 吉岡ペペ ...自由詩817-1-9
当たり前のこと- 吉岡ペペ ...自由詩317-1-5
深夜病院にて- 吉岡ペペ ...自由詩417-1-2
エンターテイメントなんて所詮- 吉岡ペペ ...自由詩216-12-28
奇蹟- 吉岡ペペ ...自由詩716-12-28
平成の光景- 吉岡ペペ ...自由詩416-12-23
世界- 吉岡ペペ ...自由詩516-12-20
メリークリスマス- 吉岡ペペ ...自由詩216-12-20
懐かしい時代- 吉岡ペペ ...自由詩416-12-18
黄昏る- 吉岡ペペ ...自由詩716-12-17
こころとからだ- 吉岡ペペ ...自由詩116-12-14
世界は俺を- 吉岡ペペ ...自由詩816-12-13
加齢臭もない- 吉岡ペペ ...自由詩316-12-12
ターナーの夕日- 吉岡ペペ ...自由詩216-12-10
〆のうどん屋- 吉岡ペペ ...自由詩216-12-2
トラックが泣いている- 吉岡ペペ ...自由詩416-9-24
別れ- 吉岡ペペ ...自由詩116-6-30
合掌- 吉岡ペペ ...自由詩216-6-30
人生の意味- 吉岡ペペ ...自由詩216-6-26
正当防衛- 吉岡ペペ ...自由詩116-6-26
そんな事件記事- 吉岡ペペ ...自由詩216-6-26
さいごの慈しみ- 吉岡ペペ ...自由詩7*10-2-3

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