すべてのおすすめ
不完全な春に花を盗もうと今から用意している
星が堕ちても拾わないで誰のものでもないのだから
約束って悲しい響き裏切りを孕んでいるから
一足飛びに人生を俯瞰してでも今が好きなんだごめん ....
オレが抱枕になってあげようか独り言にもカビが生えてる
元カノと比べてしまう笑顔とか脊髄反射で駄洒落言うとか
駅前でギター弾いてる兄ちゃんは終電の前サライを唄う
乾杯のグラスで押したリセットのボタンが炎を消していきます
チョキチョキと切り抜いたのは嘘泣きです天使の羽と切れないハサミ
足の裏さみしい沼を飼っている思い出喰らい泣いては縮む
夜が降るきのうも降った今夜もね、 ....
紫のホトケノザには毒があるわざと入れてる七草粥に
嫌な顔されても嫁は最後までユリコをマダムスシと呼ぶんだ
歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋
おばあちゃんの猫はおばあちゃんの匂い 猫のおばあちゃんがいなくなっても
おぬし 忍びの末裔であるな 足音もたてずに猫が来る
どんなに寒い夜でも おまえだけは温かいゆたんぽ
ねずみがい ....
滴り落ちて返事もなくて水面の波紋がひとつ消えてゆくまま
滑らかな器にそって水は満たされやがてはそのかたちとなる
曇ったガラスになぞった文字は夜明けとともに透き通って読めない
瞳に映る ....
後ろを振り返るとだれもいない
たぶん肩をたたいたのは夕暮れ
漆黒が塗り重ねられてよるを待つ
あさの白さに塗り変わるまで
針千本飲まされてもうゆびきりはしないと思ったころ
ぼくは立派な ....
盲目の猫の爪切る祖母の服三日前から同じセーター
猫よりも猫撫でる君可愛くて猫耳つけていなくても好き
強風に この身のタガをはずされそうで夜の毛布を抱きしめている
蓋のないボンドはいつしか固まって自己完結を目指しています
貝ボタンはずせばそこはあの海で潮の香りが満ちて広がる
風見鶏 ....
夢の中白い兎を追いかけて落ちて行きたい私はアリス
生卵よりゆで卵大好きよハンプティ・ダンプティ覚悟はできて
縁側で寝そべるおまえはチェシャー猫?のらりくらりと私をかわす
おかわりはい ....
餅つきに飽きて兎はナイターで月の氷を滑っています
煮詰まった砂糖が夜に冷えていきゆっくり月はべっこう飴に
おつきさま あなたの裏は永遠に知ることのない孤独でしょうか
月明かり 独り寝 ....
薔薇に酔う少年の肩痩せていく鎖骨に溜まる雨がワインに
茄子紺に染めてあなたのまわしなら俵踏みしめ恋尽きるまで
長茄子の紫の花何気なく紫紺に染める我が実知ってか
茄子は「成す」花の数だけ実をつけてしあわせになる畦のあなたと
足りないのあな ....
日に焼けて今日が傾き茹るころ彼方ひがしに浮くしゃぼん玉
ため息の踏み切り渡った向こうがわ夕日に染まるひぐらしの声
たそがれを薄く流してくるりと巻いてフラ ....
死を拾う 空に斧振り上げたまま腹見せて転がっている
詩を拾う 弔いもなく涙なく乾いて虫の命逝く夏
やつあたり巡り巡って戻るもの解ってながら放つデコピン
ボルトより速く走ると気まずいな能力者だとバレてしまうぜ
街角で別れの電話引き伸ばす冷たい風がますます強く
マンボウをずっとあなたは見つめてる水族館嫌いになりそう
乾いてる軒下暮らし梅雨の日もそれが定めとうな垂れて
ほんとうに美しい玉葱の芯どうしてもほら泣いてしまいます
玉葱の玉を採ったら葱だらけでもそれは夢{ルビ二兎=にと}を追うひと
玉葱の ....
ジオングの足作る金あるならば税金さげろ福祉にまわせ
君と住むはずの街へと引っ越してyuriと名乗ってオンナに化ける
信長の生まれ変わりを名乗る者本能寺前8時集合
ふたたびの春が突然舞い降りて僕の心はにわかにざわめく
いたずらに恋は心を乱すけどときめきだけが私の宝石
忘れてた恋が今さら燃え上がりどうしようもなく君が愛しい
忘れない時がどんな ....
nonyaさんの短歌おすすめリスト
(180)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
不完全な春
-
梅昆布茶
短歌
10
14-2-28
オレが抱枕になってあげようか独り言にもカビが生えてる
-
北大路京 ...
短歌
4
14-2-23
元カノと比べてしまう笑顔とか脊髄反射で駄洒落言うとか
-
北大路京 ...
短歌
4
14-2-17
駅前でギター弾いてる兄ちゃんは終電の前サライを唄う
-
北大路京 ...
短歌
6
14-2-14
乾杯のグラスで押したリセットのボタンが炎を消していきます
-
北大路京 ...
短歌
1
14-2-7
かなしいほどに
-
石田とわ
短歌
13*
14-2-5
紫のホトケノザには毒があるわざと入れてる七草粥に
-
北大路京 ...
短歌
3*
14-2-5
嫌な顔されても嫁は最後までユリコをマダムスシと呼ぶんだ
-
北大路京 ...
短歌
3
14-1-30
歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋
-
北大路京 ...
短歌
6
13-11-20
猫や_猫(自由律)
-
そらの珊 ...
短歌
15
13-11-11
水滴
-
梅昆布茶
短歌
10
13-11-1
蛇行
-
梅昆布茶
短歌
13
13-10-26
盲目の猫の爪切る祖母の服三日前から同じセーター
-
北大路京 ...
短歌
7
13-10-25
猫よりも猫撫でる君可愛くて猫耳つけていなくても好き
-
北大路京 ...
短歌
6
13-10-17
風の街
-
そらの珊 ...
短歌
10
13-10-16
アリスの夢
-
未有花
短歌
11*
13-10-2
月の氷
-
そらの珊 ...
短歌
13
13-9-20
薔薇に酔う少年の肩痩せていく鎖骨に溜まる雨がワインに
-
北大路京 ...
短歌
4
13-9-7
茄子紺のひと
-
たま
短歌
26*
13-9-6
雫色のたそがれに
-
石田とわ
短歌
11*
13-9-5
蟷螂
-
そらの珊 ...
短歌
17*
13-8-24
やつあたり巡り巡って戻るもの解ってながら放つデコピン
-
北大路京 ...
短歌
5
13-8-16
ボルトより速く走ると気まずいな能力者だとバレてしまうぜ
-
北大路京 ...
短歌
5
13-7-27
街角で別れの電話引き伸ばす冷たい風がますます強く
-
北大路京 ...
短歌
4*
13-7-10
マンボウをずっとあなたは見つめてる水族館嫌いになりそう
-
北大路京 ...
短歌
4*
13-7-6
玉葱なひと
-
たま
短歌
25*
13-6-29
ジオングの足作る金あるならば税金さげろ福祉にまわせ
-
北大路京 ...
短歌
2
13-6-16
君と住むはずの街へと引っ越してyuriと名乗ってオンナに化け ...
-
北大路京 ...
短歌
3
13-6-14
信長の生まれ変わりを名乗る者本能寺前8時集合
-
北大路京 ...
短歌
7
13-6-7
相聞歌
-
未有花
短歌
7*
13-6-4
1
2
3
4
5
6