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古い傘のボタン押すと
引っ掛かりながら
ゆっくり開いた。
一瞬、自分と重なって
気付くと信号は青だ。
さあ、雨のなかに出て行こう。
晴れの日と同じには
うまく歩けないけど。

土砂降 ....
歩いてて思うのは、
この道がどこに続いてるかって事。
今、ビルの向こうに海が見える。
霧にかすんで現実に思えないけど
それでも、
不思議だ、
いつかは着く。
実際に着くんだ。

右手 ....
君は気付いていたかな
いつからか
君の髪が
僕の肩に
うまく掛らなくなったんだ

君からは今何が見える?
相変わらずその目は
少し不機嫌な色を帯びて
誰かを困らせたりしてるんだろうか ....
久方の親の家にて
車を借りて
まだ新しいそれは気分がいい
エンジンの音
窓の開きかたも
カセットから流れてきた音楽まで
フォーエバーヤング

65を過ぎた父が
免許を取ったのは5年前 ....
べつにタバコを、
続けて何本吸っても
何かが変わるわけじゃないんだ
咳すらも今日はない、残念ながら。

めずらしく今日は友人が来ない、
それにかこつけて
だらけてはみたけれど、
なんだ ....
2004年7月、暑い夏がきて、
僕らはまた汚れる。
あれほど焦がれた思いもいつか日常になる、
そういう事は
誰も止められないんだ。

川沿いをずっと二人で歩いていく。

何もしゃべる事 ....
和泉 輪さんの落とし子さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨の日に傘をさして- 落とし子自由詩3*04-10-24
歩く事そのものが- 落とし子自由詩4*04-10-5
いくつものあの頃に- 落とし子自由詩3*04-9-25
ずっと若い- 落とし子自由詩7*04-9-4
その時- 落とし子自由詩304-8-1
また夏- 落とし子自由詩104-7-8

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