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透きとおるような青い瞳を閉じて
月明かりをよそに
思索する空
道標を失った者たちの
無数の悲しみが白い炎をあげて
燃えている
どこにも行けないという絶望を
焚き木にすら ....
砂浜を撫でる乾いた風が
肺から循環する
感傷の毒を洗い流し
ただ瞬間だけを咲かせる
吐く息はいつも
黄痰に鎖を繋がれ
夢の欠片も存在しない
一本の座標軸に
流され惑わされながら ....
高杉芹香さんの乱太郎さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
白い炎
-
乱太郎
自由詩
23*
09-7-8
呼吸
-
乱太郎
自由詩
19*
09-5-19
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