旧約聖書によると、人間は神によって地球が誕生してから6日目に土によって作られ、アダムがうまれたらしい。
そのあと、神は鳥や動物を作り、アダムの伴侶としようとしたのだけれど、うまくいかない。そんなひと ....
俺が毎月主催させてもらってる自由参加型の朗読会にて
参加者がステージに立ち自己紹介をする。
「こんにちは、フォーラムでは××という名前で書いてる○○です」
など、という人は結構いる。
....
眉村卓の古い短編小説に「わがパキーネ」というのがある。私が最初にそれを読んだのは1982年。十四歳の夏だった。ヒマでたまらない十四歳の夏休み。自分自身の汗の臭いと、隣で飼ってる牛の悪臭と、それらをぐる ....
「現代詩フォーラム」の出現はある意味相当な事件であった、と思う。それは単に新しい詩の場を提供したのではない。新しい「質」の詩の場を提供したのだ。既に言及されているのかどうか私は寡聞にして知らないが、「 ....
背にひたい押しあてているどこよりも海から遠い場所のざわめき
「お大事に」はさびしい言葉云いかけてやめた言葉を思う道行き
やや強き風が発ち口噤むとき岬のようだホームの端は
....
凡庸なきかくのなかで踊りたいそこで鍵盤たたいてエディ
継がせない焼け焦げたって譲らない成れの果てよりもうすこし先
細胞の悲鳴を裂いて与えられる消えない紅蓮ととろけないチーズ
....
ジャンボと呼ばれて
恥ずかしそうに
笑顔を向ける
強いプロレスラー
無敵なのはブリキのクルマ
強すぎる季節限定の清涼飲料水が
宣伝中の富くじ
裸でも過ごせる夏は
死人が ....
私小説というものがほぼ死に絶え、小説はエンタテイメントとして書かれ・読まれ・消費されるものになって久しい。それに対して、詩というものは、未だに“私詩”とでも呼ぶべきものが大半を占めているように思える。 ....
水たまり広がる波紋に耳すましきみのリズムでやってくる夏
砂浜に置いてきたもの捨てたものロケット花火と添い寝する夜
8月のリップカールのてっぺんで届きますよにぼくのメロ ....
あきらめな 万馬券なぞ 出やしない。
さてさて、と。三連休も今日で終わりですな。
俺は一ヶ月ぶりに本業の打ち合わせのため、東京を離れてました。
ずっと旅が人生のような暮らしをしていて思うことは、
自分の居場所を守ることも必要だが ....
笹公人さんの歌集『念力家族』http://po-m.com/forum/bookad.php?did=29415から32のお題を拝借してつくったものです。
1.念力
念力の半端にかかり雪解かな ....
空中に放り投げたる自転車の車輪の下の花びらが好き
背景として描かれる枯野にてかんざし拾うそれはゆうやけ
水没す古代遺跡の燭台にふたたび炎が灯る邂逅
風邪薬ばらまく園児裏山 ....
真っ白な雪ンコ
真っ白な雪ンコ
にじんだインク
真っ白な雪ンコ
真っ白な雪ンコ
居座ったススキ
降り積もる綿雪
降り積もる綿雪
降り積もる綿雪
居座ったススキ
くだされた冬 ....
赤身よりトロと思てた自分が恥ずかしいわ
毎晩赤身を喰いにくるおっさんがおる
「この赤!」
何がこの赤やねん
思い切ってどーんと脂ののったのいけっちゅーねん
「やわらかさ強さ唾液の ....
言葉だって寡黙になりたい
そう思っているに違いない
僕は押し黙る
回転音とともに目覚める一連の
緻密な音程を残らず食らう
役職がついたからといって
僕は相変わらず ....
いま私は激烈に機嫌が悪いのだが、これはパキシル切れのせいだと思われる。薬を切らしたのは私の責任であって、他の誰のせいでもない、などと書いてる場合ではなく、書くべきものはきっちり書かねばならんのだ。うう ....
この牢獄(パプノティコン)は、ひじょうにあたまの冴えたクールな狂人が設計したのだ。
天窓からふりそそぐ季節ごとの光の重量、色彩の変容までを数量化し、
そこから落ちてくる微細なホコリの乱反射までを
....
(2003年3月に個人的な場所に書いた文章であり、現在のフォーラムの状況について述べたものではない。つまり私はいつもこんなことを考えている。または、少なくとも昨年春からこんなことを考えていた)
....
ドトールで女と待ち合わせ
といっても携帯時代
正確にはドトールで女の連絡を待っていたが
まるで、連絡が来ない
ドトール地下のライブハウスでは
メロコアバンドが「青春」について叫んでい ....
まずはURL、
チアーヌさんの書いた詩「かわいい匂い」は下のリンクから読める。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=20788
それからお断り、私の ....
ひとり入ったいつものスナックで
私は少し怒っている
はじめて会う客の唄声が耳につく
頼むからひとりでデュエットをやってのけるなよ
それってもう長いこと私の{ルビ十八番=おはこ}なんだから
....
さっき何となく星が見たくて外に出ました曇りなので星は見えま
せんでした街灯ばかりがあかるい淋しい夜です何がしたかったの
かわからなくなって家に戻りました家の中は静かなようでいてじ
つはいろ ....
三十はとうに越したが
精神年齢がそれほどいってるかは疑わしい
とにかく子どもは二人ほどいる
「ほど」の部分に何があったかは想像に任せる
下腹はよれたTシャツを膨らませ
ジーンズはさっき下の子 ....
>カムチャツカの若者が
>きりんの夢を見ている時
カムチャッカはロシア極東の海軍と水産業で知られる地域である。
そのようなカムチャッカの若者がなぜ「きりん」の夢を見るのか。
当然ながら ....
スチュワーデスさん、とスチュワーデスに声をかけると
私にはケイコという名前があるんです、とそっぽを向かれる
今度こそ間違いの無いように、ケイコさん、と呼ぶのだが
ケイコは押し黙ってしまう ....
ここに俺がいると思うか思うなら挙手せよ
インターネット上に俺がいると思うか思うなら挙手せよ
あるいは印刷された紙に印字された文字に
夕方の台所に夜明けのシャワー室に
ビールが臭う真昼間のネット ....
根道とは露出した男根を用いて行う男の格闘技である。純粋に硬直した男根のみで戦うため、男根に手を添えることは禁止され、腕は頭部の後ろで組ませる。互いに男根を突き出し切り結び、相手の陰嚢に効果的な打撃 ....
この時刻にこれほど眠いの
悪くない話だと思うよ
さっきメラトニンたくさんナイトミルクnemuを飲んだから
それで眠いのかもしれないけど
睡眠薬は飲んでない 飲んでないんだ
肩凝りがずいぶ ....
・文章を書く基本原理として文法があるのではなく、私達は文法によって書かされているということに自覚的であること。
・明治期からの文法研究は、国学の文法研究をベースとしながら、バックボーンに西洋文法の体 ....
山田せばすちゃんさんのおすすめリスト
(105)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
倫理学の授業にて、おとこと
-
床
自由詩
2
07-5-25
フォーラムでは××という名前で書いてる○○です
-
馬野ミキ
散文(批評 ...
18
07-3-29
彼の、パキーネ、異形の詩歴書番外
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
8+*
07-3-28
テクノロジーが詩人を欲情させる。
-
ななひと
散文(批評 ...
18
07-3-21
海から遠い
-
ソマリ
短歌
17
07-3-5
ないやいやい
-
たたたろ ...
短歌
5*
06-10-6
ブリキのクルマ
-
あおば
自由詩
4*
05-7-18
詩と“私”を切り離せ。
-
大覚アキ ...
散文(批評 ...
61*
05-7-13
メトロノームの夏
-
望月 ゆ ...
短歌
37*
05-5-30
回転木馬
-
くしゃみ
俳句
3*
05-2-20
現代詩フォーラム_ランダム道中千人斬り_其の五拾六〜其の七拾 ...
-
熊髭b
散文(批評 ...
20
05-2-13
念力俳句
-
佐々宝砂
俳句
8
05-2-13
SENTIMENTAL_COUPDETAT
-
本木はじ ...
短歌
18*
05-2-7
冬道程
-
感人
自由詩
3*
05-2-6
トロ下さい
-
山内緋呂 ...
自由詩
6
05-1-16
三丁目二番地一号から見上げた正午の風が細くたなびく
-
ポチット ...
短歌
3
04-12-20
松島やと猫語とパクリとボルヘスと
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
12+*
04-12-10
八柱腰折れ屋敷十字舎房
-
一番絞り
未詩・独白
5
04-11-23
嘆きつつも建設的に。ね。
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
5
04-11-22
君から電話が来なくて重要なロックバンドが生まれる
-
餅ヴィシ ...
自由詩
21
04-11-17
チアーヌさん「かわいい匂い」に関する私見
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
31*
04-10-27
そんな背中なんて見ない
-
佐々宝砂
自由詩
1
04-9-4
置手紙
-
佐々宝砂
自由詩
5
04-8-30
午後の喫煙
-
佐々宝砂
自由詩
6*
04-8-26
積極的誤読のすすめ_:朝のリレー
-
がらんど ...
散文(批評 ...
16*
04-8-26
スチュワーデス・ケイコ
-
たもつ
自由詩
51
04-8-25
トリプトファンレス・トリプル
-
佐々宝砂
自由詩
10*
04-8-6
根道についての覚書
-
がらんど ...
自由詩
6*
04-8-5
夏の深夜、午前2時、
-
佐々宝砂
自由詩
2
04-8-5
言語解体と凶暴化計画のための箇条書き。
-
ななひと
散文(批評 ...
6
04-7-28
1
2
3
4