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北山通の並木かなしむ夕暮れの色はほんのり青さをもって


少年が息をひそめていたわけは蛍でしょうか哲学のみち


宇治川を背に立つ君の少しだけ歴史を知っていることが ....
■ミッドナイト・シャワー■


  ミッドナイト
  月のナイフで切る指に怖いほど、まだ滴るカシス


  甘い、赤
  舐めて
  瞳に翻る
  純情、孤独、叫ぶキラメキ ....
身体の中で潮騒を飼っている
辞書はそれを焦燥や憂鬱や歓喜などというが
潮騒はそんなにもシュハリ、と
姿を変えるものだろうか。

生まれて初めての始発に乗った。
どうしてだろうかとは考え ....
 祖母は絵に描いたような大阪人でした。商売が大好きで、勝気で、たまに口が悪くて、酒屋でしたからものすごく酒には強くて、花は大ぶりの派手なものが好きで、ついでにヒョウ柄も大好きで・・・そんな人でした .... 「第一話・名もない色」と書いてみた。二年と五日前の扉絵


漁火というたましいに導かれ浴衣のうさぎ逃がすわだつみ


王冠を貝に譲ったソーダ水だまりこんでた午後がいとしい


消 ....
著者より

 相手の立場に立ってものごとを考える。ということは、よりよい人間関係を形成する上で非常に大切なことである。しかし、こういうことは日ごろから意識しておかないとできないものであって、時とし ....
捨ててきた夏のカードと引き換えに虹よりたしかなセヴンブリッジ


仮面の下で抜いた{ルビ剣=つるぎ}に嘲笑う君を刺すのもまた{ルビ運命=さだめ}かと


夢見よう手札はいつも風まかせ無 ....
 注意・・・あくまでも私の主観ですから、笑い飛ばして下さい。
ズバっと言ってしまう系が苦手な方はお控え下さい。
ノークレームでよろしくお願いします。

毒舌指数★★☆☆☆☆



第一 ....
喫茶店の中は
小さなロッジを思わせた
ランプの橙色の明かりは
それでもやはり薄暗くて
カウンター席の後ろでは
まだしまわれていないストーブ
季節に似合わなくても
この店には似合ってい ....
ふるるさんのRin.さんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
京都慕歌- Rin.短歌28*10-5-28
夏の鋭角- Rin.短歌19*08-8-26
潮騒が撃つ- Rin.自由詩36*08-7-3
ただ捨てられるだけの日記- Rin.散文(批評 ...32*08-5-27
【短歌祭参加作品】__ラスト・フェリー- Rin.短歌1508-3-18
「タシャノキモチ」- Rin.散文(批評 ...19+*08-3-6
カジノ- Rin.短歌13*07-9-19
ものづくし__〜KAZANAGI草子〜- Rin.散文(批評 ...32*07-9-12
初めての記憶- Rin.自由詩31*07-1-20

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