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ねぇダグラス
「たんぽぽのお酒」を読んだよ
ねぇダグラス
本当にタンポポを醸そうか

白や黄色やピンクなの
タンポポにもいろんな種類があるから
選抜育種とか品種改良とかして

タンポ ....
鉄琴ではなく 
木琴でもない石の琴
あれは石琴なのです
世界各地のストーンサークル

少しサイズありますけども

それはもちろん
時を測るための天文台でもあったことでしょう
暦は抜き ....
ささやかれた一言は
言挙げされたその内容は
隠されたまま永遠に失われました

秋括る菊理姫は以来
ずっと口を閉ざしたまま

幾恒河砂の
森の木の葉の
とあるひとひらが
水面か土かア ....
葉針、補虫葉、根性葉などなど
言の葉は
いろいろな形に変わる

サボテンの針もね
あれは葉が変形したものだし

ウツボカヅラの靫や
ハエトリグサのねばねば掌も
葉、そのものだ

 ....
しぐれ、みぞれ、あられ
れれれのれ

おでんの夜には座敷わらしが
ひとりかふたり
遊びにきてる

幸子さんから辛子をもらって
はふはふ鍋をつついてる

食べ終わったらおうちにお帰り ....
数多
霊たちにも
夜店の賑わいは魅力なのでしょう

毎年恒例の
納涼盆踊り大会

恒例という言葉は降霊に
納涼という音は魍魎に通じます

ひとごみに垣間見る
久しく懐かしい人の面 ....
雨なのであじさいを見に行きます
真水が空から降る星の
不思議を傘で受けとめながら{引用=でも七色の八仙花
お酒の雨ならあじさいの
ほろ酔い加減もわかるのに}開いた傘には雨粒の
直径ごとに音程 ....
毒舌とか
滑舌とか
ここは百舌のフォーラム

あちこちに
トカゲやらカエルやら
ひからびた速贄がいっぱい

縄張りの主張というわけでもないんだよね
なんのための串刺しなんだか
いざ ....
幾つかの星々が長い年月の間に
微妙にその位置を変えているらしいことは
発見されていました
紀元前からの古記録がありましたから

今ではわたしたち
さまざまな眼差しを手に入れて
広がりに奥 ....
ニッポニテスが海を行く
ニッポニテスは頭足類
足の向くまま気の向くままに
頭と足は同じ向き

アンモナイトはあー、うん、もう、皆
絶滅しちゃっていないとは
聞いているけど化石なら
ヒマ ....
花びら
フィボナッチ数列といえば
花びらたちの花における並びです

13日の金曜日では
あらまー不吉?って感じしかしませんが
フィボナッチ数列第7項の金曜日とさえいえば
週末に向けて
 ....
切っても切っても同じ顔
毎回毎回同じ顔
それならそれでもいいのです
飴は鍛えて剛くもなるし
伸ばせばどんどん伸びてゆく
舐め散らかしたものを
ひとにすすめるのだけはどうかと思いますが
わ ....
不思議なアパートで
ときどき壁にコオロギが現れた
確かに昔、旅行中に逃げ出されて
部屋中コオロギだらけだったこともあったけど
それももうずいぶんと何年も前のことだった

二階の突き当たりの ....
佐々宝砂さんの海里さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
お酒たんぽぽ- 海里自由詩3+12-6-7
ストーンサークル・オルゴール- 海里自由詩3*10-8-23
秋括る菊理姫- 海里自由詩209-11-28
詩を書く人のための植物学ノート- 海里自由詩1*09-11-13
おでんの夜には座敷わらしが- 海里自由詩209-11-11
短冊と落とし文月/魍魎盆踊り大会- 海里自由詩209-7-11
踊るミクロラプトル/ファントム・オブ・フォトン- 海里自由詩209-6-5
砂漠の中の砂時計/百舌のフォーラム- 海里自由詩309-4-22
砂漠の中の砂時計/あの葡萄は酸っぱいと、星に向かって言うな- 海里自由詩309-4-17
真っ直ぐなミラビリス- 海里自由詩108-10-27
フィボナッチ数列第7項の金曜日- 海里自由詩2*08-10-21
美しい金太郎飴- 海里自由詩108-10-18
スズムシとフタホシコオロギ- 海里自由詩208-9-9

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