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頭上から日々がのんべんだらりと垂れてきて
道の上に寝そべるので
そいつをよけながら歩いた
ところが日々は うねうねと気持ち悪い動きで
こちらの脚にまとわりつこうとするので転びそうになる
俺は ....
詩誌「あんど」8号に掲載された井川博年氏の「期待しない ――若い詩人への手紙のようなもの」と題する文章は、これほどまでにひどい文章を読んだのはいつ以来であるか思い出せないというくらいにひどい、長年に ....
最初に断っておきますが、僕は議論があまり好きな方ではありません。自分が提出した意見に対して横槍が入ったからといって、それに答えて弁明または自らの意見を解説するようなことは極力したくありません。それと ....
詩の批評ということについて、少し考えてみたい。とりわけ、批評の必要性について。既にわかりきったことであるのかもしれないが、自分の頭の中を整理するためにも、ひとつの文章を書いておきたいという気がする。 ....
夏の暑さがまっすぐに降り注いでくる。この
暑苦しさの中ですべてを腐敗させて、振り返
ることのない心を育ててゆく。流れる汗の臭
いとともに、空気が汚れてゆく。この世の混
沌を測るものがないのなら ....
日本の現代詩の中で散文詩の占める割合は、無視出来ないほどに大きい。ある程度名のある詩人たちのうちの多くが、散文詩を書いている。散文詩とはいったい何か? ここのところ、個人的に頭の中が散文的になってし ....
*
嵐の夜の、その翌朝、ひるがえるはずのない翼の夢に目醒めて、少年は歩き出した。岬の奥の家から、岬の先端の、海を臨む小高い丘陵へと。四年に一度の大きな時化の夜。その騒乱を波の背中に残して、空はひ ....
吉岡実が後続の詩人たちに与えた影響は大きい。七十年代以降の日本の現代詩は、吉岡実がいなかったらまったく違った姿になっていたのではないだろうか。
ここでは吉岡実の『静物』『僧侶』の二つの詩集を中心 ....
詩誌「荒地」に所属していた詩人たちの中でも、北村太郎の存在は一種特異である。鮎川信夫のように出発時に先頭に立つこともなければ、田村隆一のように低空飛行しながら生き延びることもない。最初期にはいかにも ....
ねむる石のねむれない夜のかたくこごえた思
い出のなかのあらゆる音をききあらゆる色を
みてあらゆる味をなめてあれはとおい海のな
がい砂浜の潮とたわむれる歳月だったあれは
ふかい青空のしたのひろい ....
佐々宝砂さんの岡部淳太郎さんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
日記(日々)
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岡部淳太 ...
自由詩
6
24-6-21
記名の呪縛
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
9+
08-3-22
個人の「経験」から世界の別の顔へ
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
4*
07-11-13
■批評祭参加作品■ピラミッドは三角か?
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
13+*
07-1-5
棒読みの歌
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岡部淳太 ...
自由詩
10*
05-7-29
散文詩に梱包されて
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
18*
05-7-16
鱗坂
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岡部淳太 ...
自由詩
6*
05-7-2
吉岡実(奇怪な絵画)
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
9+*
05-6-25
北村太郎(その詩と死)
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
12*
05-4-17
石のための散文詩
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岡部淳太 ...
自由詩
4*
05-4-7
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