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                               ―――ステファヌ・マラルメ
     全世界が溶解する
                  波涛
                  ....
 
理性・抑制・常識とか教義とか正義とか悪とかという枠は社会にとっては必要なものだが個人の感性の拡大にとっては邪魔以外の何者でもない。それも仕方のないことだろうとは思う。個人の感性の無制限な拡大は ....
エブリリトルシングのCDを買って、歌詞カードだけ抜き取ってあとのCDは捨てる。
捨てるというか、真ん中の穴のところに野良犬の鼻をつっこむ。
もし、鼻にエブリリトルシングのCDをつけたまま街道を ....
篠田美優
「新しいスタート」


我らがミユタンの久しぶりのニュー・シングルは、
なんと彼女自身が作詞を手掛けている。
近頃では声優での活躍が目立っていた彼女だが、 ....
 「新体詩抄」(明治15年)の序文は日本伝統の和歌や俳句からはなれ、平俗な日常語による自由詩への道をひらく契機をはらんでいたが、その実作は七五調中心の文語定型詩であった。それも作品の完成度からいうと、 .... タイトルに「あなた」なんて使って気恥ずかしいのですが、
なんかそういう気分なので(笑)。

さて。
蘭の会(http://www.orchidclub.net/)の「ふみばこ」というコーナーに ....
 天空がようやく白みはじめた夜の終わりに、緩やかな砂丘を白いターバンを巻いた少年がただひとり美しい装飾の柩を背中にのせたアジア象をつれて歩いている。沢山の花たちで飾られた柩の正体はけして定かではないが ....  今僕は、ショパンの曲を聴きながら、以前古本屋で手
に取った「吉野弘詩集」を開いています。薄く赤茶けた
表紙の中心には太陽らしきもののデッサンが描かれてい
ます。なにげない日常の場面を描いた「夕 ....
 人の心の動きというものは不可思議だ。大抵の場合、人は首尾一貫して考えているのではない。ぼんやりとほとんど何も考えていないこともあれば、何かについて一途に思いを巡らそうとしても、眼に映るもの、耳に聞こ .... そして俺たちの間には再び沈黙が訪れた。それは一見いままでの沈黙となんら変わりの無い取り付く島も無い断絶のように見えたが実際のところそれよりもずっとたちが悪くなっていた。腐臭はほんの一時でも .... {引用=
 太陽があたまの真上で燃えていた。
 学校のかえりみち、ぼくはいつもの場所でジュースを買うためにポケットの十円玉をまさぐって立ちどまる。
 あれ? 五十円しかないじゃない! セミの ....
「もしもし、もしもし、神様ですか?」
 祖父から譲り受けたアンティークの電話機で、佳子は今夜も何者かと会話している。その電話機は飾り物でコード゙は何処にも挿してない。まあ、神様の声を聞くのに電話線を ....
エスカルラータさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白の海域- 葉月二兎散文(批評 ...9*11-7-26
詩を書く人のすべてが詩人じゃなくていい- たりぽん ...散文(批評 ...12*08-9-13
NO_FRIENDS_RADIO- 青木龍一 ...散文(批評 ...12+*08-8-3
アイドル。- ホロウ・ ...散文(批評 ...5*08-5-13
詩人のシノギ(訳詩集「於母影」の巻)- みつべえ散文(批評 ...808-4-16
詩という“表現”を選んだあなたへ- いとう散文(批評 ...59+*08-3-17
虚偽と忘却のエピソード- atsuchan69散文(批評 ...8*08-3-10
批評祭参加作品■吉野弘氏への手紙- 服部 剛散文(批評 ...5*08-1-29
批評祭参加作品■回り道、つぶやく。_——五十嵐倫子『空に咲く ...- 岡部淳太 ...散文(批評 ...3*08-1-28
沈黙の内側、ダイヤグラムは途切れたものばかりで体裁を整えてい ...- ホロウ・ ...散文(批評 ...1*07-12-23
あやしい一円玉自動はんばい機- atsuchan69散文(批評 ...3*06-6-2
佳子_1997冬- ダーザイ ...散文(批評 ...14*04-4-19

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