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ひとつの僕だ
声の自分を
言葉には見つめさせられた 寂しさが
寂しさの 声にあふれた
僕を立っているのだ
ここに 孤独として立っているので
景色としては 終わっている
言葉は誰としてでもなく
残像として流れていく
どんな外側としてでもない 奴隷は
労働者としてでもない ひとつの肉体だ
足先だけで立ち止まりつづける
そして 角のドライブスルーで メニュ ....
手に何がある
体には何の
誰が 存在する
誰だ 死刑囚は
指の向こうには
公民館があって ひとりの僕は
デパートに入りたかった
デパートに入りたかった
公園を出た そばの
映画館 ....
何も知らない男のままでいたいと
歩いている片隅に 言葉すらないままの
東京を考えていた
探していく 忘れて この体を
手にさせられていた雑誌を
話題を歩き回り 立ち止まった
コンビニ ....