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祭りの夜は渦巻く貝殻
空はずっと青かった
水の流れをずっと聞いていた
草を噛むとたちまち苦みが
口なかに広がって 星が銀河が
水のように押し寄せて来る
あれは
ケンタウルスのきら ....
やるせなさ瞳は映すとおい窓
夜は流れて青いノクターン
駆けてゆく白い足首白い影
心に落ちる雨だれを聞く
思い出す人の涙を黙りこむ
肩の重みを別れのゆう ....
小鳥を逃がした事がある
さみしい時に啼いてくれたのに
鳥籠にいる姿がかなしくて
僕の目の届かない世界まで遠くへやって
今もふとすると胸うちで啼いている
傷ついたその折れた翼で
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