すべてのおすすめ
「と」でなく「に」だと気づいた片道のきみを疎んで揺れる{ルビ鬣=たてがみ}
月光と言語をすり替え降雪に名前をつけて笑っていたが
ひとがみなひとりでは生きられぬならわたしはひとでなく ....
顕現に必要なものを
まさぐる闇雲に
吸収をする短調や
ビブラートに憧れている
視線はぐらついていて
四方八方
飛び出した繊維が晴天を這う
わたしはこんなにも空間に
蔓延るのに
塗 ....
母は逃げ出した
母は我慢強いひとだ
景色を失ってもどこまでも失っても
触手のぬかるみをものともせず闊歩する
母はとても強いひとだ
母はわたしたちを愛している
母はわたしたちを置いていけるは ....
片足を曳いて
空を登る
これは頂上から下げる予定の頭
導く、斜陽は赤く、大きく
目を伏せる、花は白く、不気味に
大きく
わたしを
きみを
祝福して
大きく散るだろう花の学術名を手探っ ....
そらの とこさんの伊月りささんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
獣篇
-
伊月りさ
短歌
4*
09-2-8
声帯
-
伊月りさ
自由詩
6*
08-10-13
止息
-
伊月りさ
自由詩
7+*
08-9-25
投身
-
伊月りさ
自由詩
28*
08-9-20
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する