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   不機嫌なジャングルジムに傘さして水たまりにジャンプする夏


   たしかです不確かなのはたしかです雨粒ほどにたしかなのです


   雨粒をあつめて海をつくり ....
     カナカナと遠いどこかで
     かなしげに、
     啼く声を聴きながら
     今日という日を
     麦茶漬けで締めくくる
     さらさらとなんでもない事のよう ....
       夜更けに降った雨はあがった
       そらはどこまでも透き通り
       青く高くひかりに満ちる
       さぁ腕まくりして窓ふきをしよう
       透き通るほど ....
      


         あかるいあかるい夜でした
         そっとまぶたを閉じて横たわり
         窓から手をさしのべる
         やさしいやさしい ....
       花咲くその日待ちのぞみ
       色づくつぼみふっくらと
       ゆるり花びらほどきます
       寝息きこえる夜明けまえ
       白きひかりにつゆた ....
           


           らくだ色の毛布のなかで            
           ひだまりに
           あたまを撫でられた
        ....
beebeeさんの石田とわさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青の夏- 石田とわ短歌11*14-8-14
沢庵と月と扇風機- 石田とわ自由詩15*14-8-7
背伸びして窓をふく- 石田とわ自由詩13*12-5-12
くるまれて- 石田とわ自由詩10*12-5-7
一夜- 石田とわ自由詩7*12-1-8
まどろみ- 石田とわ自由詩10*12-1-6

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