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それいゆは 金ぴかの花をにぎったまま
道草 食べて暮らせば どこにもたどり着かないで済むと言った
それを言うは 他にはもはやだれもいなくなった
世界は枯れてしまった ....
(波の音、)
過ぎゆくものを
尊しと思いつつ
記憶も躊躇いも
心に残さず
静かなものにこそ
いっそう厳しく答え
逆巻いてくるものには
烈情を抱かず
(漁火 ....
雨曇りに包まれた
135号線沿いの海を
古い友だちと歩いている
どんどんどんどん歩いてく
楽しくて嬉しく ....
「ここは秘密の特等席なのさ。
嫌なことや考え事がありゃやってきて、
仕事サボって、プカプカくつろいでんだよ」
昨日はセールスマンのおじさん、煙草をふかしながらこんな話をしてた。
誰 ....
投げやりな雨の中でも
朝は朝としての時間を果たしてゆく
ふたつの手足 唇の動きを確かめて
私も私としての時間を果たそう
魔法使いのおばあさんが昨夜私にこう言った
....
おばあちゃんは83回目の誕生日だった
小さくて肩がしぼんでみえた
年の数だけ抱きしめたなら
笑って消え去りそうだった
琥珀みたいにさらさらと
83分の ....
カチコチの雪見だいふくに寝そべれば月が星がと夜が袖引く
工場長 小さな頃に書いた夢「はあとのピノをいっぱいつくる」
「北極に帰りたいの?」と「しろくま」のフルーツに ....
あの人がまるきり反対方向に消えてしまう
オレンジと黄緑が交差してベルが鳴り響く
みかさのみやでんか、って思ったより言いやすい
そんなどうでも良いおしゃべりを弄んでいると
....
静かな
喧噪のなかに在ってさえ
ここはいつでも
静かな水辺なのだ
心に
一本の葦が伸びていく
こんなにも
羨んだり
誹ったり
争ったり
恥じ入る ....
飴色に焼けた天蓋を
仰向けに受け止めながら
知らない街の飛行機の音を
北から南へ 見送っている
ぬくもりを受けた道草に
逆さまに外套を着せるように
夜露はゆっくりと
私を ....
よしおかさくらさんのあすくれかおすさんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
サンサーラ
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あすくれ ...
自由詩
2*
08-6-27
いけない
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あすくれ ...
自由詩
2*
08-6-22
熱海の墓標
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あすくれ ...
自由詩
3*
08-5-22
マドイホタルのはなし
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あすくれ ...
散文(批評 ...
3*
08-5-19
逆兎
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あすくれ ...
自由詩
4*
08-3-29
83ばあちゃん
-
あすくれ ...
自由詩
5*
08-3-11
愛するアイス
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あすくれ ...
短歌
8*
08-2-26
あの人がまるきり反対方向に消えてしまう
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あすくれ ...
自由詩
2*
08-2-24
慈雨
-
あすくれ ...
自由詩
1*
08-2-20
feel_so_girlish
-
あすくれ ...
自由詩
2*
08-2-5
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