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時計 重なり
燃える 時計
開いては閉じる
空の草の目
声と空蝉
途切れ途切れに廻る世界
光っている
触れるものすべてが光っている
夜を動かそうとす ....
一本の指がしっかりと
屋根のすべてを締め付ける
風のものではない揺れが
屋根から屋根へと歩き去る
雪のかけらが息にからみつき
寒く苦しく
苦しく寒く
径の行方に降 ....
木のかけらと
あたたかい水が
午後と夜の境いめに
蒼い浪となり流れ込む
錆は子らの名をくちずさみ
鉱は荒れ野に伏している
陽を転がす指や指
流れの内に華やいでいる ....
泡が回る
影が回る
呑まれる前の
小さな色
春の内の冬
木の家を巡る
瞳のにおい
泪のにおい
音に音を差し出せば
せわしなく手をひたす色
みどり み ....
長い夢から覚めた後の
そこから動いてはいけない心
何もしてはいけないと
ただただそこにたたずむ心
いつか何もかもを
消し去りそうなものへの
あこがれと恐怖から
....
灯から生まれる水が
夜の路を照らす
壊れるほどまぶしく
消し去るほどまぶしく
同じ速さで遠去かり
同じ間隔に並ぶ柱に
隠れては隠れては現われる
互いを互いに映し出 ....
ふるえに
ふるえに
こだまする
蜘蛛の巣のむこうの
景の断片
どこへでも どこへでも
句読点
華やかな
何も無さ
息つぎのまの
何も無さ
とど ....
ホロウ・シカエルボクさんの木立 悟さんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
白く漂う
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木立 悟
自由詩
6
24-8-17
天地天地天地
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木立 悟
自由詩
7
24-8-10
みどり_うたかた_Ⅱ
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木立 悟
自由詩
12
16-4-6
午後へ_午後へ
-
木立 悟
自由詩
6
15-5-22
ひとつ_離れて
-
木立 悟
自由詩
5
13-12-3
戒厳令の冬
-
木立 悟
自由詩
7
11-12-25
降り来る言葉__LII
-
木立 悟
自由詩
2
11-4-23
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