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太陽が熱いとカミュの異邦人読んでニヤつくもうひとりの僕
古本屋カフカの森に迷い込みレジのあなたを見れば毒虫
アンデルセンマッチを擦って飛び移る絵本に踊る炎の人魚
スウィフ ....
飛行船はるか下方に点となり僕らふたりは帰れないまま
「ふらわぁ」と君がひとこと呟けば辺り一面芽吹きだす花
明け方に鏡の部屋に迷い込み乱れ咲いてるきみの朝顔
花園で追いかけ ....
廃校の壊れた椅子に腰かけてひとり君待つ四学期かな
朝礼で神を失う君を見てはるか昔のあの地を思う
漆黒の絶縁テープ巻きつけてアルバム燃やす十月の夜
体育館裏の壁際いつまでも ....