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午前の木漏れ日に
瞳をうつし
手を差しのべると
遠い煌めきの中
太陽を追いかける
私がいる

木は語らない
何故ここにいるのか
何故いつの日か
いなくなるのかを

私は風と話 ....
ひと房の
情事を食べ終わってしまって僕達は
ク・フルリ
とぜりぃの海で溺れているのです
{引用=見つからない緑の月を背に}
月曜の朝が嫌いだとあなたは言って
ル・クフルリ
と永遠をわらう ....
運命というのはね、
そうやっていつも誤魔化す君だから
ついにやってくる終わりの鐘も
きっと聞こえなかったふりをするのだろう
はやく、鐘よ鳴れ
だってもう
あたしの魔法はとけてしまう
零時 ....
うさぎのはなし

みみをむすんで
はいたになって
しろいむすびめ
がいじのそれは
しろいりぼんだ

せーらーふく!

どうしたんだい
きみのめったら
みていられない
まっかに ....
高校で処方されたトローチを
ずっと舐め続けている
いつか消えるという
先生の言葉を信じて



大学生にさん付けされ
上司にはくん付けされる

しかし口の中にはまだ
トローチが悠 ....
薔薇に鶯 このはなさくやひめ

ぽっぴアートの色合いが
なんだか てらてら 西方浄土
ふわっと浮遊 の フレンチボッサ

薔薇に鶯 このはなさくや
新春 色彩 ぽっぴが伝統
飾り羽子板 ....
空間のほとばしり
陽射しは くね くねっと のたうち

ホ・ト・バ・シ・ル

春だったりする日
肉体は軟らかく 伸びきって
太陽を握りつぶしてみたり
口の中のキャンディーだったり
ア ....
 
わたし、
だからうまれたの
 
 
きゅうたいのいのちに
いくどとなく
はもんがつたうとき
わたしは
すいてきになる
そのあと、
またいのちになる
 
からめるいとは
 ....
-Ein-

星の上では朝と夜が淀みと流れを繰り返すから、
歩む速度を誤るたびに大事なものを見失う。
太陽も月も同じ速度のフリをするから、
光の速度で世界は歪む。
いつもアインシュ ....
水道から
気配が流れている

ドドドドド、
どどどどど、
ドノドノドノ、
どのふねの、

私は乗る
その笛に
湯舟、に注がれる
湯布院
ああ、何故
ユフイン、

ナノ ....
魔女、セイレーンの歌声
高らかに

鳴り止まない脈動、


水銀の唇から吐き出される
箴言。



放射され る
ダイオード、鉛色の悪魔。




絡まる蔦は
グラ ....
陽は傾いて
粒の影たち
熱の在り処
闇のなかの
四角をまさぐる


目をさがしていた
水のなかにそれはあった
触れようとしたら
沈んでいった
今もそこにありつづける
 ....
それは独奏だろうか
タイピングに魅入ってしまい
流れをシャッターで遮断したいのだが
塞いだ手が静止し続ける

そんなことをしても
きみが何をしたいのか
お見通しだ

あなたは
ま ....
あたたかな
あたたかな皮膚を
思う


なんだか涙がこぼれてくる

いのち
ってものを
意識にうつす

ゆっくりと、
ゆっくりと、

つぶやくような

そんな言葉で
 ....
やっとのことでぬくもった指が
水にふれた
気がした


また凍るのか


雪の味をいつまでも
いつまでも憶えていて
そういえばそれはひどく愛しかった

はるか上空から
落ちて ....
いつもと同じ場所から何ら変らずに
初日がひょいっと昇ってきただけなのに
「ありがたや」と皆で拝んだりする

昨日までの日の出とどっか違うのかな

江戸時代の「つけ」とかの借金って
支払期 ....
 
そのとき私は
えら呼吸を覚えて
水掻きを思い出して
水面の揺らめきに
涙するのだろう
、なあ
 
 
水面下、/足跡は水泡になる
いずれかの色を知り
私は爪先から
桃色を( ....
あさのひかりのなかに
あなたのかげがとける

なみださえもきはつせいなのか
からだなどはすでにみえない
ないてもないても
いつまでもそらはそらのままそこでひかる
でんわのべる ....
シャーベットブルーのグッドモーニングサイクリング
期待混じりの小石飛ばして
12のままの感性隠して
潰れた空き缶わざと踏みつけ
抜けてく空気で甦らせた

なくしたノート
もらった消し ....
ライオンが
オーバーラップする朝
死の気配はまだない
歩いて行けば
夜にはサバンナで死ねる
それがいやなら海だ

海までなら
歩いて行けば
昨日の夜まで行ける
そこから沖 ....
波の声
かたりかけてくる
じゃまにならないように
ちかく、ちかく、とおく
足元をぬらさないくらいの
ところにぼくは
すわって

つかれてしまったよ
うずくまったよ
なにか答えてほし ....
昨日哀しみを突き放し
今日の瞼は何も隔てない

地表を渡る細波を
裸足でなぞり
葉の無い枝のように
四方へと手指を広げている

数羽の鳥が羽を休める
屋根の上には
ソーダ色の空が
 ....
野良猫は仕事を求めている
ダンボールで背広を守るホームレスのように

野良猫は仕事を怖れている
歯医者で口を開けない子供のように

野良猫は仕事を決めかねている
半年前の求人誌を読み返す ....
ここは私
地面との距離も
クツやズボンのサイズも
タイピングする指も知っている
ここは私

ここは私の部屋
どこにトイレがあって
どこに埃が溜まっているかを知っている
ここが私の世界 ....
午前の安らかな居眠り

窓の風景が寒い冬枯れて
モノトーンの射し込む光に
アケビの橙が透視できる 窓に

うたた寝の前
布団をかぶり
空を呆然と見詰めて
表情のある天候と同期して
 ....
{引用=
灰となって春が舞い
けだるい光が夏を照らし
深いお辞儀のような秋が来て
桜のように冬が去る

あなたはいつも変わらずに
そこにある全てを慈しみ
琴のしらべに手を差し伸べて
 ....
 
 
 
 
 
 
水玉の反射光
少しだけ、離れた目線
 
水滴が頬を打つ
その、一瞬くらい前
私は私より
ずっと私だった
 
 
足元が脈を打つ
それは轟きであり ....
解って欲しいって叫んでばかりで
解ってあげたいって
一度も云えなかった
 
 
 
 
 
 
それは、浅はかながら
艶めきを晒している
 
狂い踊る群衆の隅で
一心に
咲き誇ったまま
 
 
燃える
 
 
******
 
 
 ....
つき/でした
あかいつき/でした///
/体に/ぺたり/と張り付いた/黒蜥蜴/の腕/模様を描いてい/ます
/夜の 中で///   ぺたり   ////インクをたらすように/器用にも


ポ ....
manabe kentaさんの自由詩おすすめリスト(210)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
木陰- 小川 葉自由詩208-1-10
ク・フルリ- エチカ自由詩4*08-1-9
嘘吐き- 具壱言自由詩3*08-1-9
、、、- 自由詩3*08-1-9
変わるくらい- 佐々木妖 ...自由詩25*08-1-9
薔薇に鶯- アハウ自由詩508-1-8
春だったりする- アハウ自由詩608-1-8
ふぉんでゅ- 山中 烏 ...自由詩12*08-1-7
「Ein〜」- しろう自由詩3*08-1-6
気配_No.9- 小川 葉自由詩3*08-1-6
Light‐Emitting_Diode_and_99.8% ...- やまぐち ...自由詩508-1-5
こがね_ゆくえ- 木立 悟自由詩408-1-5
友人- 佐々木妖 ...自由詩8*08-1-5
うつろ- わら自由詩14*08-1-4
処女雪- アオゾラ ...自由詩1008-1-3
「生まれ変わったね」と君が言ったから一月一日はリセット記念日- 恋月 ぴ ...自由詩22*08-1-3
水槽- 山中 烏 ...自由詩6*08-1-3
20060115- 自由詩4*08-1-3
鼻歌- sunaosnow自由詩18*08-1-3
ライオンは寝ている- 小川 葉自由詩508-1-3
波の声- 唐草フウ自由詩10*08-1-2
記号- 松本 涼自由詩1108-1-2
猫を求む- 佐々木妖 ...自由詩12*08-1-1
世界- 佐々木妖 ...自由詩8*07-12-31
白雲の_黒雲の- アハウ自由詩607-12-30
あいだ- エチカ自由詩3*07-12-30
俯瞰- 山中 烏 ...自由詩507-12-29
理解- 涙(ルイ ...自由詩3*07-12-28
燃える大輪- 山中 烏 ...自由詩3*07-12-27
黒蜥蜴のあかい夜- エチカ自由詩1*07-12-26

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