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キミを散開して
潜ってやりたい
ママって呼んでも良いですか

ちょっと邪魔なしこりのように
心臓に触って
弱み握ったりして


風のように背中から大胆に
キミの裸を抱けるのなら
 ....
この栓を抜いたら
この水は死ぬ
この栓を抜かなかったら
この水は死ぬ




私には関係がないことなので
チェーンにかけた人差し指をくっと曲げて
生まれる音をききながす


 ....
わたしはこわい
あなたがこわい
あなたに見られるのが
感じられるのが
思われるのが

こわい

こわくていつも
嘘をついてしまう
嘘をついて生きてしまう
わたしは嘘をついて
わ ....
窓ガラス越しのあなたは
いつもよりずっと透明だった

鮮(…、)かな透過光、
あおときいろ混ぜても
私にはつくれない


べつに新しくもない上着を
着る
肌に浮き出す水分の珠は
 ....
あえぐ芸術に怯えてしまうわ 
わたし




鳥 あなたのように高く飛べるのだろうか
犬 あなたのように歩けるのだろうか
壁 そして白く 
  風化せず、ただ慄然と
  人は立って ....
{画像=080305010357.jpg}
くるしくともなんともない
あたまがからっぽなひは
いったいなにをやればよいのか
わらってよいのか
ないてよいのか
ただなにがなにやらわからない
 ....
らいおんは
つかれ切ったのか満たされたのか
あまいかおをして寝ている
ぐるるる
 
 かみをかきあげながら
 はにかむ
 {引用=Honey come?}
 じょう舌になるほど
 な ....
皿の上に不恰好な卵焼き
違うようホットケーキだようと
いもうとがきゃんきゃん吠え立てている

味は悪くないぞいもうとよ
頭を撫でてやると
子供じゃないんだからと言って
手をぽんと払われた ....
明日の4時には新宿であきと待ち合わせをする
それから昨日買ったワンピースを着て
エナメルの靴を鳴らしながらあきと会う

夜、吸わない煙草を吸うフリをして東京タワーに恋をする
ベランダでいつも ....
風が穏やかだ

と書いたら

風がビューっと

ひと吹きした

ごめんなさい

女の子
女の人
女性
分からない人たちです

まず少女マンガにはなぜ花が散りばめられているのか
それはどのような意図に基づいて配置された花なのか
もっさりしたアジサイですら可憐なの ....
さつまいもを輪ぎりにして 
そのなかのひとつ 
手にとって投げた 

宙に浮かんで 
天にのぼって 

ああ 

なんて色したお月さま 
ああ 

さつまいろのお月さま
ぼくたちはいつだって三人でいた

キミがみつばちを捕まえてほしいと
目の動きだけで云った時も
そうするしかなかった
キミはあいつのもので
ボクははちに刺されることでしか
キミに見つめられ ....
追わないよ
辿りもしないよ
もうただの幻だと知っているから
朝に沈み始める身体
声があなたの前では響かない

泣いていた
理由も分からずに崩れるように
背負っているのはい ....
実体がないようなそんな存在
帰ることが出来ずに暮れていく
なんだかうまく話せないから唇噛んで
通りの人波を座りながら眺めてた

言いかけた言葉のせいで息につまづいた
それは今でも ....
喉の辺りがひきつれる
この道でいいのかと
訳も意味もない問いで
つっかえている
あてどもなく歩いて
歩いて
歩き疲れて
休み時間は終わってしまう
薄暗くひんやりとした壁 ....
言葉を探しながら
言葉を飾りながら
紡いでいくやりとりで
君を近くに思ったりしている

優しさはわかっていて
スキだという気持ちも
隠そうと思わないけれど
本当の君はどこ ....
こんな寒い朝には
土星の輪っかをお茶漬けにして食べてみたい
アツアツの白いご飯に
パラパラパラ
(梅干も添えとこ)
それらは
真空にうかぶ
ドリームアイランド
マトリョーシカ人形のよう ....
わたしたちを、
平等に迷わせる不規則性


未完成であることだけが
確かな終わりを撫でている

いつもいつも
こぼされてゆく気配のなかに
鵜呑みにされた
わたしたちが
い ....
一つできたら 十できる

一つ 組み合す
「青い空」と・・・

二つ情感 感じて
「まっ青な空」

三つ 広さが欲しい
「青の空に ゆっくり雲は流れる」

四つ 調子を変えて
 ....
銀の月 冷たい光
微笑みも空しい夜がある

あなたを和ませる何か
てのひらにほしくて
探しに行く海のなか

光る真珠抱くあこや貝
光る鱗見せびらかす魚たち

波間を手 ....
白くまが
冬に飽きて夏を生きている
空へ掲げた太陽から
モーター音がする
眩しくてほんのり暖かい
故郷ではインテリアでしかない太陽だ

夏の代名詞は軋みながら首を振り
永久凍土に芽生え ....
ロングコートのポケットに両手を突っ込み
ヒリヒリした寒気に急かされ散歩する
時々口元に手を当てて息を吐き
ひと肌の温もりを味わう

ふと思う
冬の息が白いのは
報われないまま死んだ誰かの ....
大きくなったらお父さんみたいになりたい
保育園で描いた父の肖像画を掲げて
恥ずかしがりながら言って
グローブみたいな手で撫でてもらって


四角い輪郭
プツプツの髭?
目?が三つ?
 ....
無言の種がいつの間にか芽を出していた
沈黙を守りながら
ときおり呼吸を整えて
少しずつ葉を増やしていく

色濃くなる葉
物語るのは血潮

忙しく変わる私の騒がしさを
彼らの静けさが中 ....
血管の透けた腕で宙を掻く
昼だって夜だって迷子のままで
叫び疲れて後はもう誰かの掃除を待つだけ
そいつに頭が均されても別になんとも思わない

白けた夢の端っこで小人が踊っている
 ....
飴色に焼けた天蓋を
仰向けに受け止めながら
知らない街の飛行機の音を
北から南へ 見送っている

ぬくもりを受けた道草に
逆さまに外套を着せるように
夜露はゆっくりと
私を ....
午前3時に咲いた {ルビ鈍色=にびいろ}の花腐し
嘘を塗り重ねて
すこし刺々しく君に抱かれた柔肌が 
うっすらと赤みを帯びる


君は私の名前を呼ぶ どんな抑揚もつけずに
ただ平淡に溺れ ....
幾度も幾度も
諦めようとしたけれど
その度 その度に
それは
僕の胸を揺れ動いて
ただ 痛みの記憶を刻みつけてゆく


きっと そこに僕はいないよ
君を待つ未来は、温かくて、優し ....
乾いた音
とは何か
湿った音
について
考えてみたこともない
のに
乾いた音

銃声を
安易に表して
それで
銃弾が撃ち出されたことを
描写できたと思って
いるわけだ
 ....
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