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ぼくがいなくなっても
さみしくないように

きみのまくらもとに
ちいさなかみさまを
おいておくよ

あるばんにだれにも
はなせないことがあったら

ちいさなこえで
ちいさなかみさ ....
* *

みじめったらしくいじらしく
きたなくやさしくつめたいの
よわくずるくてうつくしい
たくましくかれんでいちずにとんで
くるってひらりおっこちる


つよくかしこくじゅんすいで ....
レコードの針 ぱつ ぱつ

エネループが空になった
そんなら 次に写真をとるのはいつだろ と
猫に携帯を向ける
灯油がたかいのでホットミルクをつくる
だんだん眠くなると ああ このままが経 ....
あ‥‥‥

いつもの天井

変わらぬ部屋にワタシはポツン


変だなあ
眠る時 あんなにお願いしたのに


目を覚ましたら
アナタの部屋に居て
アナタはワタシの髪を
撫 ....
追憶・・・・

君の好きなアリアを聴いていた

窓辺を濡らす いくつもの雨粒が

哀しい旋律に 調和する



あのころ 君が捜していたものは

こんな雨のような 静寂のやさし ....
黒いジーンズに黒いセーター
黒いロングコートと黒手袋
街灯を避け夜に浸ると
アスファルトが
願いで輝いているのが分かる

ウルトラマンになりたい
今年こそ東大に合格したい
宝くじで1等 ....
あそこに見える
あの鐘は
みんなの心の中にあるだけで
実際にはない

一年に一夜だけ
あなたはそんな嘘話を
僕に聞かせてくれたものだった

今夜もまた
その夜が訪れたけれども
嘘 ....
 
 
 
 (とうとう目が覚めた)

力無く涙がながれていた。
汗ばんだ頬に髪が纏わりついていた。
カーテンの隙間からオリオン座の左下で一際輝く星。見えて。

「だれもわるくないん ....
普遍的に
狂ってる
繰り返している
日常って
なぜか陳腐
ビン詰めの心
同じラベルを
綺麗に陳列
 
あ あ あ
叫びたい
歌いたい
感情って
どこか傲慢
ひっそりと
願 ....
泣くのを我慢して笑うことにも疲れ果て

ひと知れず声を上げて泣くことにも疲れ果て

取り繕って生きることさえも
もう何もかんもに疲れ果て

それでも それでも

誰かに自分の弱さを見 ....

ああはは
かわらが
さらさら
はたはた
なかまは
はかばだ
まがらば
やかたは
らあらあ
わら

飴と続けるのを怒られたので

            う
木々のそれ ....
ひとつひとつに
名前なんてなかった
きみだけが知っていた
美しい世界
神さま
ねえだから
きみは神さま
みんながうまれたときに
さいしょに泣いてくれたのは
きみだったな
あわくする ....
   いつも
      会う人
         何ですが
             どうしてあなたはと いってしまう。
   いつも
      云う人
          ....
1年前の物干し竿がボキボキ折れたため

線香立てに刺し

バスタオルを半年前の乾麺にかけると

「向いてないですから」

一瞬で職場放棄され
シフトに二つ穴が開き

洗濯機が運ぶ ....
奏でよう、永遠無限の旋 律





忍びよる、這うような

絡 みつき
ひっそりと



夜 に

心 の鐘つくよ うに奏で
よう


      *     ....
飲み干した酒杯のそこに
月が映りこんで
もっといっしょにいてほしかった

すきとおるようなさそいをなげかけています
「気楽」を抱き締めた
精一杯に、一生懸命に
「矛盾」が貼りついてきたので
えいや、と払い落としてごみ袋に入れる
これはもえるごみだろうか、と
湿った「疑い」が落ちてきたので
とりあえず床を ....
{画像=080513015507.jpg}


自分を果てしなく励ましながら生きていく、

そんな生き方しかできない、

気がしないか?

自信もなく、

実績もない、

あ ....
にゅうすぺぃぱーとかいうものには
お皿に盛った、たくさんの不幸せが
食べ散らかされているようです

幸福とかいうやつが
いつも私の目標ですが
そいつはいつも笑いません

今日も電車に乗 ....
在る様に見えた向かいのプラットホームに
止まる列車ばかりを待っていた

落ちかけた陽に照らされ
辺りの羽虫も塵も金色に飛び交う中
次第に此処へと近づく車輪の音を聴いていた

けれどそれは ....
亡き人を偲び 
酒の机を囲むと何故か 

予想外におまけな 
一本のビールや 

皆の和に 
入りたそうな誰かの為に  
余分なグラスが運ばれる 

皿に盛られたつまみはどれも 
 ....
   あなたのことを日と思う
   君の異を空の旅にいっているのだろうか
     きみのこえが聴こえない



   あのときに看た時計のおとの針よ
     君は誰だかし ....
   私としては(誰なのか)
   沖のさくらは濃き唇(キスを)
   行くから待てる(永く、遠く)
   君に恋したよ。(魂がいたい)



    『気づかされるたびに
    あ ....
紅葉の色をした
頬が、笑っている
 
そこに降れようとする度
弾かれてしまうのは
私がいけないのか
それとも
別の何かなのか
 
影を背に立つ姿は、
いつも
私より前にあった
 ....
AM4時
揺れ動く時間に
プレゼントを食べました

オレンジのろうそくに
渇望して
溶けていく 温もりの
輪に入って

暖をとろうとしたのです

舵を 探しました

一人乗り ....
{ルビ霞=かすみ}のかかる朝 
交差点を横切る車の窓に 
雲間から射す 
日が光った 

( 冬の澄んだ路上に浮かぶ 
( かたまった光の残照 

次の瞬間 
「通りゃんせ」の唄は流 ....
交差点を右に曲がって
2つ目の信号を左折するとおおよそ500メートル先に
ローソンがあるのでそこをipodに上書きされ
ピチカートがブラボーブラボーいうので乗るはずじゃなかった高速道路を東京方面 ....
日が暮れる
夕空に星が輝いた
大きな月ものぼった


満月だ


タワーに灯りがともった
家々の窓にも
お店のショーウインドウにも


月が追いかけてくる


黒い山の ....
{引用=*

風の遺書



風の遺書を
思い思いに握りしめた
少年たちの
あしあとが
続く

空を
いくすじかの
涙がながれて


いきるって
かなしい?

 ....
静かで音ひとつしない水辺に座る

木のベンチは既に湿っていて私の体温を脅かす

平らな水の広がりは午後二時の強い日差しを受けて黄金に輝く鳥たちのための道

雨が降ってきて、それを見届けよう ....
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