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秋風に
どうしてか白き花咲く蕎麦の花食料になる花は素朴だ
萩の花庭に散りいてゆうこくの秋風が吹き妻と帰宅す
ローマ書を書き写しつつ楽しみて次は更級日記写さむ
未来には何が待つか ....
夏の湖
やや曇る空を見上ぐるしばしの間魚跳びはぬる夏の湖にも
三上山かすむ彼方は雲おおくどこまでつづく湖のひろごり
人の身に災いおおくせまき門入りゆくごとく今日も歩めり
犬の家コーヒーを飲む昼下がり犬はよろこびグランド走る
ボクサーとアフガン犬が先客でこの犬はパグという中国犬
息子の犬パグと共来た今日一日夕食をしてたのしまむかな
夕暮のピザハウス来て ....
吾も老人声をかくクリスチャン彼女も老齢ニッコリして
身障者妻の勧めに近づけば一人ぽつねん笑顔にうなずく
エアロビクス妻と通う62歳なぜか愛らしき姿をおえり
これは詩ではない
でも詩ということにしとく
14歳万引きで警察に捕まって
3人のうち俺が主犯だと
引き受けて
それにはいろいろ事情があった
万引きでも相当大きいのだった
裁判所に ....
窮理の唄
どーん、どーん
どん、どん
賢き童は申し候
賢きの、賢きの童は
拍子とり,一巻のくすしい唄を
うたい候
髭の相者はおわしせば
髭の相者の髭ひとひねり
窮 ....