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ゆらんとした
わたしのおなかのなかで
じゅうぶんな呼吸をし
みちみちて
のんだり 跳ねたり 食べたり
していた
もう うまくは
おもいだせない
ゆうべ
かっこうわるい
シャツの柄
 ....
ゆうぐれが
ひとつずつ死んでいく

さよなら、それでも
また明日
会えるといい。

なんども手をふる
彼は
東ばかりを見る



橙の
奥 ふかく
つめたく 
や ....
そらが
投げかける光を
見なかった



膨らんだ
ほおぼねのあたり
あかく火照る
夏の痣がひりひりと
ひりひりと
うずいて
コンロのうえ
やかんから溢れる
湯気が
おも ....
あおいみどりのなかに
まわる
スプリンクラー
目で見る
満ちゆく初夏のとき


日々は
やわらかに途切れていく
うたうように
そうして また
繋がるために

むすうのひまつが ....
雨 止めば 頬の雫 も 消えるのか
    拭えば広がる 悲しみ は 要らぬ

振り向かぬ背中に 言葉は何も出ず
    冷えたくちびる 押しあててみた

うつむいて 茜にふやけた頬 閉ま ....
つきのいし.さんのよさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うたたねのすきま- 未詩・独白1004-12-4
土の匂いを噛む- 自由詩13*04-9-10
らいめいの駒鳥- 自由詩8*04-7-20
プリズム- 自由詩404-6-5
ひねもす- 短歌303-12-7

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