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飛び立つ後ろ姿を
どこかで見た
朝
の記述を
探して
黒く浮かぶ
記憶の島を探し
脳内を辿ってゆく
鳥
ほの明るい
Cellの海の
上空に浮かび
....
食い違う夢 −『私たちの欠落(夏の日の)』藤丘 我流読解−
批評祭に寄せて、ふたつの文章を書く構想でいた。ひとつは、フォーラムの
外で書かれたものについて、もうひとつはここに書かれたも ....
墓に酒を傾ける
世間の片隅でありつづけた君に
酒で石が黒くひかる
夜明けに
しらじら壁を見上げた
死ぬとはどういうこと
墓に酒を傾ける
羽虫がいっとき酩酊している
....
濡れ縁に向かって
みずみずしい素足
包絡線ぎりぎりで飛ぶ
剥がされたもの
必要無かったもの
水に自分の貌を写したり
他愛無いうたにひるんでみたり
はるかな結末への
錯誤ははじま ....
は
なので
しないでください
通りすがりの商店の
入り口の看板
赤い文字のところが脱色して
(何故たいてい赤なんだろう)
黒い文字だけが残った
「葉なので ....
受信器をゆさぶる
星の名残
罅割れて
物言う石
ひどく間違えて
あなたの中に探した
有意信号
嘆き
ではないよ
轟き
深い軸
渦
の息吹
....
君を連れていこう
この 干上げられてゆく都会の
最後の楽園へ
マンションに包囲されながら
奇跡のように生き残った
ちいさな田園のそばへ
君を連れていこう
この 干上げられてゆく都会の ....
− 素子へ、特別版 −
子供の頃は戦後のモータリゼーションが
発展し始めた時期で
うちの車は初代パブリカのデラックス
その頃は車のグレードと言った ....
風は吹いているか?
生きもののうたを
歌ったことは?
同じKEYばかり繰り返し
打ち込んでいないか?
晒されていたい。
うずくまって。
化石したと
言わんば ....
その黒ずんだ石塀より
実は君のほうが長く生きている
みにくさのまま立っていよ
朝一台も居ないパーキングは晴れやか
力尽きるまで
ひとりで立っていよ
2003/0 ....
藤丘 香子さんの大村 浩一さんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
創書日和【鳥】_記憶の鳥
-
大村 浩 ...
自由詩
15*
08-3-29
批評祭参加作品■食い違う夢_−『私たちの欠落(夏の日の)』藤 ...
-
大村 浩 ...
散文(批評 ...
8*
08-1-28
創書日和【酒】_墓酒
-
大村 浩 ...
自由詩
7*
07-10-31
Presto(プレスト)
-
大村 浩 ...
自由詩
10*
07-10-3
創書日和「淡」_蒸発看板
-
大村 浩 ...
自由詩
13*
07-9-30
創書日和「星」_空電
-
大村 浩 ...
自由詩
6*
07-7-31
中野島
-
大村 浩 ...
自由詩
24*
07-7-24
スタンダード
-
大村 浩 ...
自由詩
55*
05-5-4
Are_You_Wake_Up?
-
大村 浩 ...
自由詩
10
03-9-18
朝礼
-
大村 浩 ...
自由詩
5*
03-9-8
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