創書日和【酒】 墓酒
大村 浩一
墓に酒を傾ける
世間の片隅でありつづけた君に
酒で石が黒くひかる
夜明けに
しらじら壁を見上げた
死ぬとはどういうこと
墓に酒を傾ける
羽虫がいっとき酩酊している
2007/10/30
大村 浩一
自由詩
創書日和【酒】 墓酒
Copyright
大村 浩一
2007-10-31 12:52:29
この文書は以下の文書グループに登録されています。
創書日和、過去。