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命を継ぐいがい
時を旅することはできないぼくらは時の旅人だ
星は知らない
互いに知らない星と一掴みにされて
勝手に名前をつけられていることを
星よ、ぼくらが、なぜそんなことをしたのかって ....
傷つきやすいこころがあるならば
ひとを傷つけるようなことをしてはならない
喜びを感じるこころがあるならば
ひとに喜んでもらえる自分でなければならない
キンモクセイは夜のどこにあ ....
やわらかな慈雨が
この岩に穴をあけたのです
どこからか種がやってき
うまい具合な風や雨や光だったのでしょう
穴から松が生えようとしています
教訓を見出だしたい訳ではありま ....
別れとは僕のせいで
僕のせいではなくて
やっぱり僕のせいで
それは宗教の奏でる
メロディのひとつだ
みんなの役に立ちたいだなんて
そんな身勝手は遠くにいっちまう
世界平和は想える僕た ....
曇り空のしたを歩いている
電車に乗っている
お客様に挨拶している
仲間にメールしている
六月の闇は深くなる
雨に濡れた髪はひじきになる
宇宙のからくりをふたつ考える ....
車窓から
いなかのひとなにしてる
いろんなことで時間つぶしてる
人類と娯楽
そのおっかけっこ
人類と仕事
いろんなひとなにしてる
いろんなことでひまつぶしてる ....
まいにちが
わかりやすいしあわせに
みちた日々であれば
ぼくらはそれを
しあわせと呼ぶのだろうか
春のかおりが
夜にひびいている
ぼくらは
さびしく ....
娘をうしない
生きているか
死んでいるかもわからない
そこにつけいった輩に
七千万円だましとられ
それでもきょうも娘を探している
不時着した日本兵をかくまった日 ....
孤独さえ
きみとなら
欠ける気持ち
だけで
信号は
はずせない
歯と舌と
手とペニスで
きみの肉
喰らった
たくさんの
叫び
月 ....
ゆるい
ぬるい
そんなものに取り残されると
なつかしい気持ち、した
午前の雨のあと
ひかりよりも重いひかりが
春の砂浜のように広がって
なつかしい
なん ....
孤独の質はおなじでも
住んでる世界がちがうから
かけらの位置はおなじでも
おたがい鍵ではいられない
涙の音がする
声の匂いがする
秋の風が
微笑んでぐるり ....
抱きしめてやると
思ったよりも簡単に
くずれるときの声を出した
髪の毛から
あまい胡瓜の香りがする
たがいの爪で
たがいの肉にわだちを描いた
俺は十八だっ ....
好きの定義はわからないけど
目を赤くさせながら
メールのやり取りをしている
セックスがゴールなら
そうではないと教えるだろう
月はまるいというけれど
ちがう光のかた ....
あの夜も
こんな秋の月だった
真っ暗な林をあがって
滝をふたりで見にゆく
あいつのジーパンをずらして
ぬるぬるのなかに立ちバックした
あいつは泣きながら
俺にからだをつかまれていた
....
精神だってそうなんだから
いのちも病にかかる
見えないものだって
病にかかるに決まっている
立川駅南側の商店街が
藍色のなかだった
硬質の光を放っている
....
月下美人さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
星は知らない
-
吉岡ペペ ...
自由詩
10+
09-11-15
夜のキンモクセイ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
16
09-10-11
やわらかな慈雨
-
吉岡ペペ ...
自由詩
11
09-7-23
別れ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
09-7-18
曇り空が好きな心
-
吉岡ペペ ...
自由詩
10
09-6-22
車窓から
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
09-4-16
春の夜
-
吉岡ペペ ...
自由詩
20
09-3-18
近くて近くて遠いこと
-
吉岡ペペ ...
自由詩
7
09-3-8
孤独さえ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
08-9-17
なつかしい気持ち
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
08-9-16
秋の風が
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
08-9-6
いまも何処かで
-
吉岡ペペ ...
自由詩
17
08-6-16
大人げない
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
08-3-4
あの夜も
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
07-9-25
藍色のなかだった
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
07-9-18
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