弱くなりたい。

弱くなりたい。

一人で居れる。

強さは要らない。
飛行機雲が消えゆく

夢のように
やさしさのように
小さい頃
ラムネのビー玉は
取れると思っていた

母と行く縁日
たくさんの人混みに
少し怯えて
けれど
ピー、ポンポン、シャラシャラ
音に惹かれて
駆け出した

ー手を離さない ....
突然の夕立に君の髪が透けるから
僕は君が消えないように
抱きしめる事しか出来なかったんだ
錯覚をかさねて
すすんできた
そして、またしても
錯覚

たぶん、どこにもたどりつけない

だがふりかえって、
遠く、残してきた
いくつもの分身に
ほほえみかけることならできる
 ....
夏から手紙が来た

 こっちはもう夏だぞ

ここだって夏なんだよ
手紙に向かって言い返す

 今年も広い夏になっているぞ

そういえば都会の夏は狭苦しい

 こっちにくる時は
 ....
愛したいものがそこにあります
守りたいものがそこにあります
 
だから私は泣くのです
離れないでと泣くのです
 
 
愛していた場所はここです
守りたかった場所はここです
 
だか ....
涙を拭いた君は くしゃくしゃになったティッシュを
燃えないゴミ用のトラッシュボックスに投げつけた

燃える用のやつに入れなきゃだめだよ
僕が久しぶりに搾り出した言葉は
後悔さえ出来そうにない ....
 
いつしか
心の安定剤
そこに
君を位置づけていた
 
君も僕と同じ
いつも笑っているわけでは
ないのに
いつも優しいわけでは
ないのに
 
都合のいいように
目隠しをして ....
平凡なお別れをした僕らは
やがていずれきっともうすぐ

偶然も必然も届かぬ場所で
二度とその声を聴くことも無くなるのだろう

覆い被さる波のような日々の中で
わずかにこの手に掬い上げられ ....
1*
電話をすればいいのに

ついメールをしてしまう

あなたもこの時間を

楽しんでいるでしょう?

返事はたった1行でもいい

私のために考えたのなら




2* ....
言葉 と 言葉
約束 と 約束
        
サヨナラ と サヨナラの
 
透明な隙間を
満たしている何か

絡めた指の
違和を消して 

満たすための何かを 
荒んだ感情に とがった心で
向き合えば互いに傷ついていく

しょせん人間はこんなもんだよ
エゴでヒトを傷つけていく

戦のない平和な世界を 望めど叶いそうもない
いつの時代も 戦 ....
彼の歌う声に
やっぱりベティが一等だなぁ、と思う。
彼にそう言う事は出来ないのだけれど
やっぱりそう思う。
いつまでも同じじゃいけないのだと
判っては居るのだけれど。
多分、僕が一番認めら ....
想像の数だけ未来が存在のだとしたら
実は大して選択肢なんて
多くないのかもしれないね

なんて真顔で言うから
思わず吹き出しちゃたけど

私のたった一つの想像に
あなたとの未来 ....












「ところでさぁ

 お前は俺の事どれくらい好きなわけ?」

「そうだなぁ〜オムライスかな。」

「へっ?」

「う ....
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