すべてのおすすめ
そっか
もう
ダイエットなんて
しなくてもいいんだ
ぶくぶくに太っちゃっても
いい化粧品を買わなくてもいいんだ
きれいになるように
肌の手入れをしなくても
おしゃれもしなく ....
きらきら
水の粒が
きらきら
きらきら
光の粒が
きらきら
きらきら
お互い
そうじゃないと
わかってしまった
だから
きらきらに
閉じ込めて
きらきら
もう何も言わないで
きらきら
見つめて ....
今夜眠れないのは
熱帯夜のせい
ううん違う
だってエアコンだってついてるし
たぶん
明日のデートのせい
パジャマになっても
明日着る服を
まだ選びかねてたりして
明日 ....
雨が季節を変えていく
寒いほどの涼しさを携えて
降り続ける雨は
万物に等しく降り注ぎ
木や花は
久しぶりの雨を
むさぼるように
乾いた大地は
雨を吸って潤い
人々 ....
「ボクの一生とは関係ない」
そうきっぱり言い切ったあなたが
ほんとに好きだったんだ
そんな風に
はっきり言えるところが特に
わたしはその時
ブランコ漕いで
どこ吹く風でわらっ ....
ふたり向き合って立ちつくした
夕立の中
ごめんね
サヨナラをいうのが
遅かったね
キミはハンドバックから
夏の名残りのキャンディーを取り出す
なかなか紙が剥がれない
そう言って ....
だあれもいないところで
なあんにもないところで
泣きたい。
目が腫れあがるまで
泣きじゃくりたい。
けれど
そよ風が
「お静かにお願いします」
遠くに住む母からの電話
....
たとえばボクがキミになったら
どんなことを感じるだろう
ボクはキミになりたい
何を悲しく思い
何を恐れ
何を美しいと思うのか
キミになりたい
雲を見て喜び
虹を見て ....
坂道の下で
夏を深呼吸する
あのひとが
駆け下りてくる気がして
夕方の海は
ひとも去って
見捨てられた波は
静かに静かに音もなく
けれど
夕方の色彩
こんなグラデーション
あたたかな海の水に
想いを溶かして
飛行機雲が消えゆく
夢のように
やさしさのように
小さい頃
ラムネのビー玉は
取れると思っていた
母と行く縁日
たくさんの人混みに
少し怯えて
けれど
ピー、ポンポン、シャラシャラ
音に惹かれて
駆け出した
ー手を離さない ....