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その生き物に色とりどりのガラス玉をもらった
それはよく見ると一個ずつが脈動してそれぞれの色で輝いている
ときおり澄んだ音色で囀る心臓のようだった

ふしぎな生き物は美しかった
息が止まるぐら ....
平凡な沿線のこの街に
夕暮れが密度を増してゆく一刻

零れ落ちそうに客をのせて電車がレールを軋ませ
商店街は夕餉の想いに満たされて

帰ってくるあるいは帰ってこない主人を待つ願いも時間が経 ....
緑の丘をのぼる

ゆっくりと歩をすすめると
きらきらと葉擦れのおとがまぶしい

きみのスモックが風をはらんでふくらんでいる
慌ただしいいきかたはしなくていいんだもう定員さ

ぼくたちは ....
すべてがそよともせずにそこにある
流れるものからとりだされる静止画

こんな時間もいいとおもう
背景はつねにうつろいとどまることはない
いっしょにながれるのもいいさ

でも自分のなが ....
散る為に咲くその姿
折り摘まれしばし綻ぶ

咲く為に地にしがみつき
季節の風をうけとめて
けなげとは
このことにあると言わんばかりに

誰につたえることなく
自らの ....
 
 白く煙る街
 追いやられた通り雨
 きみたちはあまやどりをしていた

 廃屋からきこえるメロディー
 甘く官能的にせつない果実
 雨音がいまも耳に残って
 すでに誰もいない

 ....
いつか星のきれいな夜にきみと東のそらをながめていた
銀河のはしっこから星がもれおちてきて山の斜面に
まるでとつぜん咲いた花のように青く白くちりこぼれた

星のかけらを幾片かぼくらはポケットに ....
僕が君にかけた言葉に
足りなかったひとつまみの愛

投げやりになって疲れ果て
忙しくってもこれにまさるスパイスはないんだ

わすれちゃあいけないひとつまみの愛
ありあまるものでは替え ....
目覚まし時計の呼ぶ声に乳白色の霧をかきわける朝

夢の続きの小路をたどればあの古い石の門がが見えるかもしれない


丘の上の教会には孤児院が併設されていて僕の友達がいた

通りを浜のほう ....
 「誰でもない何処にもいない」


何回目の夏を送別したのかは とうに忘れてしまった

火傷するほど熱い砂を踏みながら 水平線と湧き上がる雲の先に

いかなる幻影を見出そうとしていたのか ....
決して不用意に押してはならない そ知らぬ振りしているほうが身のためだ
でも時々は押しても構わないさ もし君がすべてに飽き飽きしているのなら

それは仕掛け花火のように寄せては返す怒涛のようにやっ ....
そ知らぬ貌で通り過ぎてゆく 誰も名前を知らない
ちいさな天使たちが まとわりついて離れない

空が落ちてきたとしても君はその歩を緩めないだろう旅人よ

猫の死骸が雨に打たれていようと
お月 ....
鳥や魚かぜや木の実 素朴な古代のおおらかさを
すっくりと立つ生命 つながる命 文脈のないうた

朝めざめるとかぜを見る 船をだせるか風向きは 朝餉のかおりが漂う

あいつを憎んでいた いわれ ....
かつて誰のために祈れただろうか

飾りのついた服を着て 街を歩いていなかったか

自らさいなむひとを見捨てなかったか

酒におぼれて遠ざけたものの数々

いまどこを旅しているのか

 ....
僕は世界に愛されているのだろうか ずっと不安だった
母の瞳の中に 僕はいたのだろうか そしてあなたの瞳のなかに

それらは僕の生を映す鏡 だからずっとみつめていたかったのだ
おなじものをお ....
拡散する
薄く透明に広がって止まない 大地は世界は 逗留するには狭すぎるから

陽光は優しく乾いた匂い 風の中に見えるもの それを慈しんで生きてゆきたい

心は風 すべての物の中に 僕は生き ....
時にゆっくりと或いは急に速度を増して上下する人生
君は金の木馬に僕は銀の木馬に くるくると廻り続ける 音も無く

それはやがて闇に溶ける 美しい二人の風景だ

まるで回文のように行ってはもど ....
もし僕が君の瞳になれるとしたら どういう世界がうつるんだろうか

もし君の心が盗めるとしたら どこに隠しておこうか

僕は身に余る沢山の夢を持っていた 海の向こうに新しい地平線が見えていた
 ....
僕は夢見る人が好きだ 当然僕もその種族だろう

ただ夢を見ながらも 自分と正対できたらいいと思っている

夢を見る自分を受け入れ それでも夢を夢となずける強さがあれば

毎晩暑苦しくて 真 ....
僕は君をスキャンしてもう一人君を作ってしまった
とても素直で良い娘だ ちょうど昔の君みたいに

3Dプリンターは存在しないものは作れないんだ
僕はまた恋をするだろう 3Dの君に

そして携 ....
哀しい村を過ぎて丘を下る 教会の鐘が鳴る午後 マリアは涙を流す

礼拝堂は空虚で まるで僕の心みたいに 遠近法を失っている

君の庭園はとても静かだ 静謐という名の永遠

遥か高みを鳥が横 ....
小魚の様に無心に生きる 花びらの様に綻びる 風の様に巡り 夏の様に燃えさかる
春の様に流れ 雪の様に舞う 歴史の様に積み重なり 光の様に消滅するのだ

その姿は見えない 誰にもさわれない 湧き上 ....
それは精緻に造形された官能の器官 僕は甘い夢をみている
君かどうかなんて問題じゃあないんだ その器官が好きなんだ

限りなく蠱惑するもの 熱く潤うもの 淫らな小宇宙
僕だけのマスコット ....
華やいだ季節が過ぎて 気がつけばまた一人

一番確かなことは 誰も僕の内面を知らないってことさ
まあお互い様だけどね

君は僕と違う橋をわたる それぞれ別の国を夢見ている
行きずりに眼 ....
かつて夏の日に幾千万の蝉たちが空へかえった 
その日の灼熱はすべてを焼き尽くした 八月の焦土

大きな鳥の影が空を覆いポトリと卵を落とした
破壊と悲惨の卵 子供たちを奪い去った卵

何の大 ....
流しにうず高く洗われぬまま放置された食器
とりあえず洗濯はするのだが部屋干しのまま畳まれることはない
読まない新聞が玄関に散乱している

居間の一角は得体の知れない整理しかけの古本がうず高い
 ....
その鳥には名前が無い 永く忘れていたのかも知れない

その馬には乗り手がいない あまりに荒々しいから

その石には角が無い ずっと転がってきたから

僕は銀河の鳥の名前を知りたかった
 ....
テシ坊が死んだ
たまたま声が聞きたくなって携帯に電話をかけたら彼女が出て
去年亡くなったという

東京の西葛西に住んでいた頃膀胱がんになった
煙草もやめて摂生していたのだが

その後名古 ....
海馬が海を欲しがる
海馬が馬を欲しがる
僕は君を欲しがる
非常に脈絡がないが整合しているさ
君の内臓を貫いて心臓へ達する
もちろん致命傷だ
それが僕の返礼
海馬は賢いんだから
海馬は透 ....
ぼくはきのうまでのじぶんは嫌いだ だからブログをはじめようとおもった

ぼくはあなたのブログがだいすきだ だからブログをはじめようとおもった

金魚のことや植物のこと 夕陽のことや病院のこと  ....
殿上 童さんの梅昆布茶さんおすすめリスト(444)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふしぎな生き物- 梅昆布茶自由詩1813-10-14
沿線暮色- 梅昆布茶自由詩1913-10-7
きままに- 梅昆布茶自由詩1313-10-5
- 梅昆布茶自由詩26*13-9-29
- 梅昆布茶自由詩20*13-9-27
誰かが誰かをわすれない- 梅昆布茶自由詩10*13-9-26
星をひろう- 梅昆布茶自由詩17*13-9-24
ひとつまみの愛- 梅昆布茶自由詩1713-9-21
海流の街- 梅昆布茶自由詩1613-9-15
夏の送別- 梅昆布茶自由詩1513-9-4
不思議ボタン- 梅昆布茶自由詩1113-9-2
旅人- 梅昆布茶自由詩1013-9-1
トーテムポール- 梅昆布茶自由詩813-9-1
懺悔の相手もみつからず- 梅昆布茶自由詩1513-8-28
- 梅昆布茶自由詩1213-8-26
拡散する- 梅昆布茶自由詩1813-8-25
人生は回転木馬- 梅昆布茶自由詩1013-8-23
人生は不思議だね_- 梅昆布茶自由詩1213-8-22
夢見る人- 梅昆布茶自由詩1513-8-20
3Dプリンターの悲劇- 梅昆布茶自由詩11*13-8-16
千の丘を下る- 梅昆布茶自由詩1513-8-15
澄んだ水に- 梅昆布茶自由詩1413-8-14
いとしの身体器官- 梅昆布茶自由詩213-8-13
遠く雑踏を離れて- 梅昆布茶自由詩1313-8-9
八月の子供たち- 梅昆布茶自由詩1813-8-8
やもめの星- 梅昆布茶自由詩1613-8-6
銀河の鳥- 梅昆布茶自由詩1013-8-4
テシ坊のこと- 梅昆布茶自由詩313-8-3
海馬- 梅昆布茶自由詩713-7-31
君のブログが好き- 梅昆布茶自由詩413-7-29

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