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一日、心から出なかった声を
全て集めて並べてみたとして
どれだけの意味が成るのだろう

パソコンに資料を打ち込みながら
屋上で煙草を咥えながら
昼飯を買いにいく道すがら
咳に咽んで泣きな ....
夜空に視線を移さなきゃ
涙が零れるのを隠せやしない
本当に孤独という奴は
どうしても現の後に訪れるのやら

生きているその理由を尋ねられれば
永遠で無限の静寂を恐れるからと答えよう
早く ....
三十九度の熱にうなされ
一リットルの点滴を打ち
体温だけは平常に戻しつつ
うなされた夢の底で願った

助けてください

翌朝に漢方薬と解熱剤を流し込み
空元気に満ち溢れた苦笑い浮かべ
 ....
言葉が欲しい
労わりでも気遣いでも
何だって良かったけど
とりあえず優しさがあれば良い

時間が経過していきます
永遠に向けてゆっくりと
そこで終焉を迎えてはやがて
ある時点でそんな事 ....
それらの視線
それらの仕草
それらの言葉
それらの感情

ただ心に浮かんだ気持ちを
少し呟いただけなのに
場違いな吐露とでも言わんばかり

ほんのここ数年間
伴侶といえる相手がいな ....
記憶の引き出しを一つずつ弄り
気持ちに相応しい言葉を探した
見つからない訳でもないけれど
何もかも青臭くってたまらない

やれタイミングだとか気分とか
いつも誤魔化されてばかりいて
小洒 ....
たった一つでも
感情を込める事が出来るなら
嘯いた無意味な言の葉に
深さも重さも与えられるのに

明朝に目覚めるまでの数時間
向き合った壁の高さに目を背け
僅かながらの自由を数え

 ....
札幌の六月はまるで
長崎の三月のようで
違いを挙げるとすれば
もう桜は咲いていないくらい

午前中まで降っていた小雨
午後にはすっかり止んだけど
慣れようもない寒さはそのまま
心を照ら ....
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