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高い飛び込み台から、どぼん、と飛び込む。水中は真っ暗で、深いのか浅いのかも分からない。確かめるために潜ってみようとするが、体が動かない。何かと思ったら、水面に手首がひっかかって抜けないのである。困った .... 曇天赤坂三丁目のアスファルトが罅割れ
 世界をぶっ壊している
  でかいカメラを積んでかけつけたリポート車が
 次々と視界から消えてゆく




    世界は窓から
 ....
漫画の登場人物のようには成れないよ彼らにはみんな全員全員全員夢があるから



何かを極めること何かに責任を持つこと僕らには分からない言語を使うこと



どの能力も平均程度にあること ....
こうして死んでいく全てのありがとうにさようならをして横たわる。眼下を流れていく、ある程度フォーマルな日常。バニラエッセンスのにおいはどこにもいない。自分のために動いていたはずだったのに、なりたい自分に .... 屋上では溜息も吐き放題


シュレッダはただ質量保存の法則を守り続けているだけ


{ルビ女神=最上級の誉め言葉}という名の車でお出迎え


それらの多くは指先の暇潰しで破壊され
 ....
二人で夏の暮れに涼みに行った川辺は、
誰の手にも触れられなかった伸びっぱなしの草に
見たこともない虫が群れて、
それでも二人は楽しかった。まだ夏日の終わらない
暗い世界。傷をつくるのも怖くなか ....
華やかなファンファーレ
消えてゆく紙テープ
ふり返ればだれかの足跡が
僕らの歴史をじゃましているのだった

生きているのに目標が必要だということは
呼吸をするのに目標が必要だということ
 ....
球形のケーキの上には
おおよそ海、あるいは緑
そしてかわいい人形たちがいくつも乗せられて
でっかいナイフで八等分
中から苺ジャムがあふれ出て
人形たちの形相は一変
重力のままに
神様のお ....
高校時代
必須科目だった世界史の授業
窓の下ばかりを眺めていた
私たちが入学した数ヶ月前に
新校舎となったその高校は
全ての教室が一面に並んでいて
その窓の下には
大きな駐車場がただ広が ....
ぬるめの春が小田急線に乗って列島を劈く
彼女は大手企業で既に泣きを見ているようだ
引っ越したばかりの十四階の窓から
見える桜は咲いているかのように笑う
そして僕は山積みにされたかき氷に
白い ....
         トンネ            暇 
       では   ル内      渋  余    
      会       で    滞  の  
     都        も ....
売れるような指ではなくて、マニアックな人がこれいくら?いくら?と聞いてくるだけ


ただそんな彼女を羨んでいたんだよ?「ごめん」でこの世からいなくなるなんて


「似てる」 ....
i.

カリフラワウアの花嫁たちが
ボーダーのフリルをはためかせている
周りで射精しているのは男たちばかり


ii.

歩いて三歩のコンビニで
強盗たちが揺らすのは
ひもの ....
酔っ払いは電柱をゴミ以下だと思ってるからあのような愚態が晒せるのです

JUDY AND MARYのマリーとグルになりジュディーを倒す旅に出かける

いじめっ子も学がなくては、「じ…侍り」 ....
カラビナ、切っていくんだろ
お前の自我が燃えている
こちらの電車が燃えている
スタンダードな鉄柱の
かすれた声は裏側に
山手線の内側で
正しい摂理を殺したら
徐に雨が降っていた

足 ....
伝えたいこともなく君は背中の彼方に
誕生日はただの24時間であり
裸もただの曲線であった
一つも通じないランゲージが
シーツの上で収束していく

こうしてまた季節は過ぎるのだった
今年は ....
目に見えるものには私が見えている 見えないものに見られていたい



夢の中で君が泣きやまないことを遅刻の言い訳にした月曜日



大吉の籤に埋もれて死んでみる あ なん だやっぱり生 ....
都市部には真っ黒な雨が降り
空を染めて夜が始まる
世界中のカーテンは
住人を慰め始める
高い声は犬の声
盛りをつけた犬の声

許しはいらない
首輪は遠くの国に繋がっていて
引っ張れば ....
ヒリヒリしたことばを書くとしても
きっと奴らは寝ているだろう
生まれてから今まで
ずっと目を開け続けている人間などいないのだから
みんなどこかで見解をこぼしている

ソクラテスは無知の知だ ....
地上に穴は、ありますか
地上に塔は、ありますか






神さまは、昔、保育所の先生に怒られました
粘土遊びをしていた時のこと、
ころころ、ころころ、手のひらの上でまるい球体をつ ....
メメントでクワイエットで今行くよ白い鍵盤飛び越えながら



本当のあなたはピンクレモネードに透ける部分のことだと思う



二次元で暮らしたかっただけなのに知らない人の名前が増え ....
{引用=
それは久しぶりに口を開けたのでケーキをつっこんだら美味しそうに食べた
長年口だと思っていたが呼吸もしないし食事もしないので不安だったのだが
こうなれば他に食べるものも調べたいと思ってた ....
 炭 酸 ペ ッ ト ボ ト ル の 蓋 を あ け れ ば





 名 前 の な い 星 た ち が 突 然 あ ら わ れ て





 天 ....
最上階の、最上階の夏には10000000年前の風と俺


まずはギターだ!それから天真爛漫に踊る妖精と、耳と


風の吹かない日だってあるだろうに、君はバタ足を、強く、あ、蝉、のように夏
 ....
ひっくりかえって
おっこちて
少女 少年
死ぬまで おどる
こどもは みんな
目玉 ひんむき
そこから ぐるり
かわ うらがえる
骨肉だけの
ダンスはつづく
ひとよひとよに
ひと ....
右側から来た物体を左側に受け流すだけじゃ許されないから


ぢぢぢぢぢ 公衆トイレの看板を殴りつけたい 逃げ場所がない


漠然とした安全も漠然とした不安もいつも感じる


 ....
吐いた者(吐瀉物)が復び街を闊歩しています 優しさの対義語は不優しさです 憎んでいます 空っぽの空から降って来るのは橙色のお月様です 欠片が見えます あの何もない部分は食べられてしまった部分です 残り .... 植物園まで
あと40000キロ
悲しみの海を越える
憎しみの山を越える
いいんだもん
たくさんの優しさが
そこにはあると信じて

植物園まで
あと30000キロ
へたくそ歌を
き ....
さあ 遠い 遠いだろう
線路がどこまでも広がってる 遥か
矛盾の地平線を越えて

此処にはもう何も走らない
ただどこかの荒れ狂った国の
少女の吐いた溜息が風葬されるだけ

視点が届かな ....
27日

多分知っていることだった。
今日のニュースで、中華街に泊めてあった自動車が突然爆発す





28日

首が回らない。お菓子を食べよう。そう言えば昨日は。私は松井です ....
あおばさんのピッピさんおすすめリスト(123)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
オオムラサキ/500文字の本棚- ピッピ自由詩208-7-2
ざわつく- ピッピ自由詩108-5-30
死因は五月病- ピッピ短歌608-5-17
- ピッピ自由詩308-5-14
弱き者よ、汝の名はガール也- ピッピ川柳208-5-11
漂着/083/500文字の本棚- ピッピ自由詩608-4-22
フランクフルト号、大暴走/082- ピッピ自由詩208-4-21
苺ジャム的被害/007- ピッピ自由詩308-4-21
脳裏にガムが貼り付いて- ピッピ自由詩508-4-21
スプリング・ロール- ピッピ自由詩108-4-2
都会_四首- ピッピ短歌808-3-28
この世はクエスチョン- ピッピ短歌808-2-29
夢の終わりから、ずっと- ピッピ自由詩908-2-24
- ピッピ短歌308-2-16
カラビナ、切っていくんだろ- ピッピ自由詩1808-2-11
君に発信したエラーメッセージはきちんと届きましたか?- ピッピ自由詩808-2-10
中指を立てて待っているのに- ピッピ短歌808-1-13
- ピッピ自由詩308-1-9
内輪差を説明するイラストの中の後ろタイヤに巻き込まれる少女の ...- ピッピ自由詩807-12-21
還れる場所は、ありますか- ピッピ自由詩407-11-23
短歌を書いていたあの時に見ていたものは確かに青い世界だったん ...- ピッピ短歌1207-11-19
それに関するいくつかの事象- ピッピ自由詩607-10-17
89番目になりたくて- ピッピ自由詩507-9-14
夏?嫌いだね。人なんか多いし、みんなどこかおかしい- ピッピ短歌607-8-6
まちがって暗黒童話- ピッピ自由詩407-7-22
ぶっ壊せ、泣きたくなる時に泣け、でも人生は一度じゃない- ピッピ短歌707-7-14
循環小数(endless)- ピッピ自由詩807-7-14
植物園にて- ピッピ自由詩807-6-2
くぐもる声が届くのは、くもりガラスのこちら側- ピッピ自由詩607-5-12
error- ピッピ自由詩3*07-5-11

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