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ねえ、いいから
と手を引っ張られ
誰もいない女子トイレに連れて
から
 か
  ら
   少しだけ開けた窓こぼれる斜陽突き刺す
笑顔 舞い込む蝶々を、ちょうどよかった
と少しだけ骨張っ ....
ダイ
アポストロフィー
感情で生きている男が
振り上げたギターを
バスドラムに投げつけて
そういうものを見るたびに
嗚咽や時には吐瀉物を
漏らしたりしたものだけど
裏切り者のような
 ....
{引用=
 詩の風当たりに対して、短歌はどうなのだろう、
 邪魔な磐というよりは、誰も見つけられない、
 道路の端に転がっている小石、それそのもののようである、
 ざわわ、という音が66回も詰 ....
こういった趣味を共有する場なら離れることは死ぬのと同じ


【雨水】降る雪が涙に代わる頃。誰の涙か御存知かしら


青いビーズ3個心臓娑婆娑婆と僕が生きてる意味が聞こえる


「 ....
CDだとかテレビだとか
結局は何かを燃やしてる
何かを燃やすプロフェッショナル
の言葉だから
何も燃やしていない
何も燃やしたことのない奴の言葉は
お前らの耳には届かない

知ってる ....
右の耳にカチャーシー
左の耳に吹雪のハヤテ
五歳で世界の全てを知って
その後は忘れていくばかり
フェイクと名付けた鉤針に
ハイディング・ジャンクの帽子をかけて

右の目に生
左の目に死 ....
1

あたしは名前を持たずに創り出された
たとえ
世界中の有象無象がそうだったとしても
彼らは
他人から呼ばれる名前に安寧の場所を探し
その名前を借りて色を持つ
色即是…
その後は
 ....
{引用=ありがとう、でも「がんばって」だけじゃもう救いようのないとこに来ている}





「自殺用絹ごし豆腐」夢見てた、豆腐程度に殺される日を



明日死ぬつもりで払う ....
棺桶を開けるとそこには見知った筈の大きな顔と、見知らぬ血色があるばかりで、周りには花なんか添えられているし、ついつい「久しぶりだなあ」と場違いな言葉が喉を震わせた。本当はこんなところに来たくなんかなか .... 分かるかい分かるかい分かるかい
君を構築するカラフルな遺伝子だ
今、ウラシル、人差し指と中指の境目をすり抜けて
世界へと落ちていく
ほら、受精したね
一生懸命、一生懸命、一生懸命生きようとし ....
目の前で可愛がっていたくまさんが流されていって
お気に入りのピンクのクロックスは濁流でもう見えない
夢だ、
そう気づいた時には
もうそれは現実になっている

小さなお墓があって
小さ ....
ムリーの病名精神病
学がないから自分でつけた
ムリーは黒目がちで夢見がち
素敵な王子様と心中したい
でもいつだって叶わない
ムリーの全てはむり

長女マリーは勉強家
次女ミリーはしっか ....
誰かが 楽しそうに歌を  歌っていて
か        と
に  あ   歌というものは   届
聞かせるために      誰 聞 い
      あ か    か   て
     あるか ....
ひらりくるり
かれはおちてきて
ふみつける意志もなく
ふみつける
じゃかり
ひとりで生きているようで
ほんとうはひとりで生きていない
しかしそれは
じぶんの意志とはまったくむかんけいの ....
ソリッド!

砂浜を駆ける女子男子
明日みたいな陳腐な思い出よりも
永遠に続くモラトリアムを
(信じていたい)
目隠しをして希望を叩き割り
絶望につかまって海を泳ぐ
日々大地を揺らす裏 ....
{引用=ああ、ここは遊泳禁止だったのか
足が着かなくなって気付いたよ
ヘラの母乳は少し苦いね
俺もここでおしまいなのかも
日本語の「さよなら」は
おかしな響きだね}



ラブホのネ ....
俺達のことを誰も知らない
俺達は誰よりも弱い
俺が蹴っているこれよりも弱い

生きているか死んでいるかはどうでもいい
他人なら尚のこと
俺達は過呼吸すぎる
もっとひっそりと静かに佇むべき ....
屑星で汚れた夜空に投下するスペースデブリ(わたしがみえる?)


「まってたよ」わたしの形をした猫に殺されて世界はなにもないまま


それあげる、ドーナツ型のクッションの血液の匂いしみつい ....
生まれたばかりの魂は天高く
地に還るのを只管に待っているだけ
君はどのくらいの高度を征くのだろう
死にかけの魂が空を指さして笑っている
大地の重力に押し潰されながら

天国の近くで笑うのが ....
泣いてる少女の頭上に灯る
青色発光ダイオード
泣いてる少女は轢かれる少女
赤色発光ダイオード

わらう少女は哲学わずらい
大事なことまで四捨五入
わらう少女はおかしな少女
死んでといっ ....
くすりってどんなあじ
才能をくれるくすり
あるはずのないものが見えて
たのしくなってくるくすり
一口ちょうだい
あなたがのんでる青いくすり
赤いのはよくて
青いのはだめなのはなんでなの
 ....
インディゴに染まる星空の果てに
ピンク色に輝く地球があって
だからこの手紙は
あそこからやってきた

皺くちゃの状態だったと思ったけれど
手紙が言うにはこれは正当な折り方で
かみひこうき ....
本当に死者がおばけになるのなら君はアダムになるしかないね


アッパーな曲でノってるあの娘から流れる涙の味が知りたい


みんないなくなればいいって二億年ほんとにいなくなって豪遊
 ....
一人でゲームセンターに行った帰り
コンビニの前で黄髪のお兄さんの鋭い一瞥と目が合った
単に喧嘩を安売りしているだけなのか
それともただ単に
一つの穴を巡る目眩く争奪戦の一つの
火蓋が切って落 ....
{引用=

  彼女は、文字通り高嶺の花だったのだ


 僕の心はぱちぱちと音を立てて、
   ぽとり、と地面に吸い込まれた


セックス、ということばを軽々しく口にして
君は飄々と話をつづけるものだから
僕は何も考えずに「え、いまなんていったの」と聞き返すと
君は「え…バンゲリングベイ…?」とその後に言った言葉を言ったか ....
赤血球とか、白血球とか。深夜に光るのはそれだけで、あとはずっとだんまりを決め込んでいる。寒い、と震えるのはあなたの亀頭。許せない、とつぶやくとそれはぱち、と音を立てて消えた。帰ります。ぱち、ぱち、ぱち .... 全席でセブンスターの煙立ちブラヴォが響く深夜のガスト


世界には苦痛もあると知るだろう彼女もきっと母になるから


根を張ればAV機器が増えすぎて自分探しの旅も出来ない


昨日か ....
年号は覚えやすいねにせんはち年におこった(できごと)ならば



蛙の降る梅雨も終わって空蝉の降る夏の瀬も埋葬されて



上階に行けば行くほど高くなるベランダに立つ柵の高さは

 ....
 この国で一番大きいといわれている図書館に訪れた。出迎える広いロビー、その向こうにはぎっしりと本が並んでいる。多くの本は分厚く、背表紙は無機色だ。館内は足音も響かない。すみません、珍しい本が読みたいん ....
あおばさんのピッピさんおすすめリスト(123)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
蛾になりたい- ピッピ自由詩616-9-7
- ピッピ自由詩316-7-30
。。。。。。。。。。。。(これは短歌に使われなかったかわいそ ...- ピッピ短歌716-2-27
エンドレス・ワルツ_【27首】- ピッピ短歌4*16-1-8
クレイジーファックサイコニートウィルダイ- ピッピ自由詩315-12-21
恋とは無縁の地の果てで- ピッピ自由詩315-12-2
クウ- ピッピ自由詩715-9-3
#今から死ぬけど止めてくれる人RT- ピッピ短歌11*13-3-29
A- ピッピ自由詩512-11-12
メリークリスマス- ピッピ自由詩412-11-12
足元を流れる水の底の色、その地下を流れる- ピッピ自由詩812-10-9
病気がちのムリー- ピッピ自由詩512-3-16
誰かが歌を歌っていて、僕はそれを聞いていた(それだけ)- ピッピ自由詩911-10-28
読むの禁止- ピッピ自由詩611-10-12
プシュケ- ピッピ自由詩511-8-11
8月7日(七夕)- ピッピ自由詩411-8-8
モドゴホルド(mod'goholdo)- ピッピ自由詩411-7-18
ナタリー・イン・ブルー・リア- ピッピ短歌711-3-5
生命線- ピッピ自由詩410-12-23
いつまでも青信号が点滅しているみたいに- ピッピ自由詩510-12-18
アウストラロピテクス- ピッピ自由詩210-8-1
19月の星空の果てに- ピッピ自由詩410-6-29
ごめん雪舟、君の涙の味だね- ピッピ短歌1610-3-23
全ての哀しい夜のために- ピッピ自由詩609-11-28
六尺の花- ピッピ自由詩209-6-16
イタリアで食べたたらこスパゲッティのことと、スーツの似合わな ...- ピッピ自由詩309-6-1
星どもが産まれたら- ピッピ自由詩509-3-4
バーチャルに住むということは、いつか壊れるという不変の結末を ...- ピッピ短歌508-9-8
第三次短歌大戦- ピッピ短歌808-8-14
変り種/069/500文字の本棚- ピッピ自由詩608-7-2

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