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              メザシも高くなったものだ

       ....
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カネにならない創作は

理由の不確かな

突然の欲求から

下らないと笑う人もいる

本人は真剣なのに


実に滑稽に見えるだろ ....
大根は嫌いだと言う言葉が冬休みの合言葉だった

小高い丘が連なる様な古墳群の一角に施設はある

お世辞にも広いとは言えない畑の早朝は

しもやけやあかぎれの手指足指をからかって

まる ....
「何? 俺が怠慢だって言うのか」
ちくわ男は問い返す

「そうだとも 労働もせずだろうが」
仕立ての良い背広の紳士が口角泡を飛ばし言う

ちくわ男は右手に持ったちくわを揺らし
左手の人参 ....
幼児並みの知能の

ばったり倒れ屋さん

自分の存在意味を

たずねる旅は続く

哀愁と友情とを友として


泣き虫の私は

どうしても涙する

同時に孤独の本質を知る
 ....
はい私ですと雀は言うた
「矢羽の羽はわたくしもの」
「何故に」と問う事はなかった
事実は人間の仕業であったから

誰がその死体を見たのだ?
死んだ小鳥の硬直した体を
ハエが言う
はい私 ....
これを知っている人は

とても少ないと思う

1981に廃止された食料管理法

それで意味を成さない

ただの小冊子となったから

労働者向けと種々

家族の氏名

生年月 ....
調律をした
二輪車が
周回路の直線を
駆け抜ける

咆哮はワウと呼ばれる
振動を伴う
それは乗り手を栄光のゴールに

恐ろしい競技だと思う
安全に返って来る事を
願って
部品を ....
おとうさま
きんととはどうしてきれいなおべべをきているの?

とうちゃんはおもうんだ
とおく離れた御池に
きんととは居て
落ちてきたもみじをおべべにって思った

おとうさま
がてんが ....
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新たな年の訪れは

開け放たれた窓の様

目には見えない翼をもって

貴方は外界に挑戦す

見送る事しか出来無いが
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 托卵と云う習性がありまして

無責任と人間の倫理からすれば思われる

然し

命の巡りとしては全うで

巣の兄弟を蹴り落としても
 ....
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ぼんやりくらいがちょうどよい

がしゅうをこれでながめると

まったくべつのえにみえる

おばかさんなわたしには


つきをもしたか ....
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ささやかで良い

誰を祝うでもなく

チビどもとケーキを

幸せな人々に及ばないが

不幸というわけじゃない

これで満足出来るな ....
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猫よ

我々には降誕祭も

盆暮れ正月だって

自身の誕生日さえ

周囲とは異なり

意味を持たない


然し

猫 ....
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これは駄目だ!完全な記憶と表現の不完全。

未だ駄目なヤツと自身を責める。

「もっとやれるんじゃないか?」

何処かで声がする。

 ....
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このあいらしい生き物

何をわたくしに問うか

謎が深まるであります

己の寿命を最大に使い

命とは?を訴えるのか

答えを要求 ....
元から何も無いヤツは

無い事を武装として

多くを与えられた者を

せせら笑う自由を持つ

よつて柔軟なので

敵は皆無なのである

諸君

嘆く事なかれ

得る事に ....
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稲荷寿司と太巻きが

如何に御馳走であった事か

材料は安価であるが

手間は恐ろしくかかる

ハレとケの区別があった時代

日々 ....
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祈りは切実

祈りは本心

祈りは真剣

祈りと題したこの絵

祈りを書ききったと

祈りたいですけれど

祈りが足りないかも ....
貴重な存在だからこそ

歌にもなる

とんてんかん とんてんかん

侮るなかれ

つちうつを

貴君等はどうぞ知り給え
野ばらの刺を肉に刺さるを

貧しい故に放置される幼子

被曝の危険を金銭にするを

知覚の外の事は
もっとある
それらを述べられないの

それを残念とする私を

誰も知らない
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げきやすの しゃけのきりみは あじけない ころもまとわせ しゅやくになった

くうことに こだわることは はずかしい いじきたないと きみはいうか ....
 あのですね「救荒食物便覧」と云う書物がありまして、恐ろしく高価だったです。
なんでそれを読まねばならなかったか。其れについて少しばかり述べましょう。
わたくしは小学校入学以前の年齢であったと記憶 ....
池袋 げに恐ろしき 人の波

都会に久しぶりに行く

迷宮で 何処が 何処だか

今日は大丈夫と 杖も持たずに

この異世界に 迷う


ぞろゝと 何処から 何処へ

靴音の ....
おそらのりんとはれたひは
かみひかうきをおりませう
どこかできっとなひている
おともだちまでとぶやうに

おれたらそっとおくりませ
かぜがひゅうとはこびます
まどからはなれゆ ....
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 バタは高いよね。ホワイトシチューのルーは基本的には小麦粉とバタなんだけど、オリーブオイルを使うのもありなのよ。予めよく小麦粉を炒るの。そこにバタと ....
あおばさんのドクダミ五十号さんおすすめリスト(56)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
贅沢- ドクダミ ...自由詩6*13-1-22
趣味- ドクダミ ...自由詩6*13-1-21
たくあんとぼく- ドクダミ ...自由詩9*13-1-17
「ちくわ男と紳士」- ドクダミ ...自由詩3*13-1-16
正体不明で天涯孤独- ドクダミ ...自由詩5*13-1-12
誰が殺したコマドリを- ドクダミ ...自由詩5*13-1-11
米穀配給通帳- ドクダミ ...自由詩4*13-1-10
レース- ドクダミ ...自由詩5*13-1-6
きんぎょのゆめ- ドクダミ ...自由詩13*13-1-2
つばさ- ドクダミ ...自由詩4*12-12-31
育てる事に疑問を持たない- ドクダミ ...自由詩4*12-12-30
シェード- ドクダミ ...自由詩2*12-12-30
幸せの真似事- ドクダミ ...自由詩6*12-12-25
おいわい- ドクダミ ...自由詩6*12-12-22
記憶の表現の不完全について- ドクダミ ...自由詩3*12-12-13
ねずちゅうとわたし- ドクダミ ...自由詩6*12-12-13
無敵- ドクダミ ...自由詩212-12-7
御馳走について- ドクダミ ...自由詩7*12-12-5
祈り- ドクダミ ...自由詩512-11-8
村の鍛冶屋- ドクダミ ...自由詩7*12-11-7
誰も知らない- ドクダミ ...自由詩4*12-11-7
夕飯- ドクダミ ...自由詩3*12-11-5
本と神田とジジイ- ドクダミ ...散文(批評 ...2*12-11-5
たまには外にでてみたり- ドクダミ ...自由詩4*12-11-3
再度の投稿「紙飛行機」- ドクダミ ...自由詩412-9-10
ふところが寂しい時は- ドクダミ ...自由詩1+*12-9-8

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