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突然
ばっさりと
胸から斜めにやられた

ぱっくりと開いた
傷口
血は出ていない

だか
奥の奥が
深々痛い

痛い 痛い 痛い
痛む 痛む 胸

このまま
雷雲にさら ....
西の話し言葉がすき

京都より西の
やわらかい
少し 
イントネーションの
あがった
言葉が

関東平野で育った伯父は
西のひとになった

従姉妹の結婚式で
久しぶりに会って ....
この夏は
すごく暑かったから

キャミとレギンスで
過ごした

冬でも
ぺたぺたと素足で
フローリングを歩く

身体を締め付けるものは
キライ

アクセサリーはしない
アナ ....
夜 お手洗いに起きて
階段をトントンと
降りた

リビングでひそひそと
話す
父と母の声が聞こえた

 あの子は冷たい子だね

母は言った

一瞬 なんのことか
わからなかっ ....
学校のかえり道
キミはいつも
あたしに
宿題をだした

それは
2次関数だったり
パズルだったり

 次までにがんばって

キミはいつも
白い歯をみせて云う

理数系の苦手 ....
坂のある街は
景色の綺麗なところが
多い

シアトルもそう
リアス式海岸があり
流木が流れ

ちょっとフリーウェイを
車で走れば
そこは
緑に埋もれる
森また森

高台の高 ....
大好きな

下弦の月が

浮かんでる

貴方と私

闇のこころに
現在と
過去と
未来は

点のようでいて
じつは
球体の円周のよう
ではないだろうか

過去には生きられないが
過去は現在に続き

現在は
未来とつながっている

今を
 ....
あなたの心の橋を
渡りたい


どんなに高くても
どんなに長くても
どんなに揺れても


今しかない
今日しか見えない
あたしには


不器用にしか
生きられないから


渡るしかないの
あなたの処へ ....
あの日
会うはずだった
あの雨の日

血まみれのあたしを
あなたに見て
ほしかった

血まみれのあたしを
あなたに抱いて欲しかった

なんども
なんども

自分に問い返し
 ....
森また森のハイウェイを何時間も 走り
高台の
道なき道をガタガタ進む


観たいと願ってやまなかった
あの風景があった


森の上から見える
広い河
霧に霞む
その先の緑



禁断の恋に落ちた
ふ ....
もうすぐ キミの誕生日

あたしはその日 ひとりキミの誕生を
祝います

プレゼント選びは苦手だから
小さなショートケーキとビールでね

タイムの香りにつつまれて
キミの写真を横に
 ....
狐につままれたようだった
あたしは
都内の街を1時間を過ぎても
ふらふらと迷い歩いていた

すごい 熱
汗はふきだす
アタマはもうろうとしてきた

持ってたペットボトルのお茶を
が ....
その子は

”太陽のようこちゃん”と
呼ばれて 育った

あぁ 自分は太陽みたい
なんだな
と ぼやんとおもいながら

思春期を過ぎ

闇の部分をココロに
かかえはじめた

 ....
ここ丸の内
日本の中枢企業のある街

久しぶりに訪れた
皇居の緑は深く

街は整備され
喧騒渦巻く 企業街とは
思えないたたずまい

かつて あたしも
OLとして営業マンの補佐を ....
離陸した飛行機は
無事 着陸しなければ
大事故になってしまう

あたしという飛行機は
もう 離陸して
大空の上

目指す 大陸へ
今は 太平洋上

乱気流
乱気流

機体は ....
あした と あたし は

よく似ている

あしたのあたし
あたしのあした

疲れきって
予定をぼうにふった
あたし

さて あしたはどうしよう

とろけそうな太陽に身をかくし ....
めずらしく
たったビール2本で
酔いが足をからませる

まっすぐ歩いているつもりが
どんどん道の
真ん中に寄っていく

ボワンとした視界に
でんとトラックが
踏み切り待ちしている
 ....
久しぶりに酔いつぶれた

たった瓶ビール2本で

その日はなにか その人に
無意識にメールをしてしまった

新宿で待ち合わせて
1時間だけ飲む

何年ぶりだろう
いっしょに飲むな ....
まっすぐにしか
生きられない

だから
いいことも
わるいことも

真正面からうけてしまう

苦しむ
悩む

ジタバタする

コトバの裏を
読みとれない

未熟

 ....
最寄駅に着いた深夜
ドシャブリ
たった 1メータだが
タクシープールへ向かう

みんな 考えることはいっしょだ
長蛇の列

あたしは 日傘は持っていたが
キャスケットを目深にかぶり
 ....
ムンとした暑さ
もう4時だとういうのに
熱気が引かない
都会のコンクリート

娘の夏服を買いにいく
まさかの連続定休日

一点買いなのに
レジは長蛇の列

ネットカフェの
パソ ....
ここに戻ってきた

狭いけど おちつく
あたしのキッチン

安い焼酎の炭酸割りの
グラスをもって

シンクの扉によりかかり
へたり込む

このひんやりとした感じ
ほどよいスペー ....
15の時 演劇をやりたかった

が 部の雰囲気が悪く
音楽系の文化部に入った

戯曲”ロミオとジュリエット”に
あこがれていたから

その希望のままに
今も あたしは
生きている気 ....
あと10日で
あたしの生まれた日が
来る

もう
嬉しくもない年だが

1年に一度
この日は
母に 感謝の電話を入れる日に
している

なぜなら
遠いこの日
あたしは産まれ ....
もう同窓会は終わってしまったが

アンタに会いたいと思った
アンタがどんな先生に
おなりになっているか

あたしは
クラス委員

学級崩壊し
不登校になった女子を
かばった

 ....
思考経路が低下すると
眠くなる

眠る 眠る 眠る

何も 考えないで
眠る

眠りは
死に近いともいう

あたしにとって
眠りは最上の友だ

傍らに 猫を見て
まどろむ ....
思い立って
あたしは

東京の山
奥多摩へと向かった

目指すは滝

滝に打たれたかった

少し前 ブログ仲間が
滝業に行ったことを
アップしてあり
興味がわいた

そこ ....
涙が うるうると
あふれ

つぅっと
頬をながれる

あたたかい

このあたたかさは
あたしが
キミをおもう
温度?

もってかれた
もってかれた

あたしの
ココロ ....
家の夢を見る
なんども なんども

ひとつは
3件ならんだ
森に囲まれた
一番奥の家

あたしの部屋には
天窓がついていて
夜空の星が見られる

とても おちつく
木の匂いの ....
あおばさんの森の猫さんおすすめリスト(110)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
カマイタチ- 森の猫自由詩4*10-9-28
西のことばで- 森の猫自由詩3*10-9-27
あたしは- 森の猫自由詩3*10-9-26
冷たい子だね- 森の猫自由詩7*10-9-26
Homework- 森の猫自由詩4*10-9-18
坂のある街- 森の猫自由詩6*10-9-16
下弦の月- 森の猫短歌4*10-9-16
球体と点- 森の猫自由詩9*10-9-15
橋を渡る- 森の猫携帯写真+ ...6*10-9-12
血まみれのあたしを・・・- 森の猫自由詩7*10-9-12
オレゴンより- 森の猫携帯写真+ ...3*10-9-12
いちばん早い_ハッピー・バースディ- 森の猫自由詩6*10-9-12
すきなひとに会いに行く- 森の猫自由詩2*10-9-4
太陽と月- 森の猫自由詩8*10-9-3
丸の内にて- 森の猫携帯写真+ ...4*10-9-1
飛び立った飛行機は- 森の猫自由詩3+*10-8-31
あした- 森の猫自由詩4*10-8-30
酔っ払い- 森の猫自由詩11*10-8-28
薄い胸- 森の猫自由詩4*10-8-25
まっすぐ- 森の猫自由詩6*10-8-20
痛いドシャブリ- 森の猫自由詩4*10-8-11
いいことがなかった日に- 森の猫自由詩6*10-8-5
キッチンにて- 森の猫自由詩8*10-7-25
女優- 森の猫自由詩6*10-6-22
誕生日- 森の猫自由詩4*10-6-8
先公(センコウ)- 森の猫自由詩3*10-6-3
眠る- 森の猫自由詩1*10-5-30
滝業- 森の猫自由詩4*10-5-27
なみだ- 森の猫自由詩2*10-5-15
- 森の猫自由詩5*10-5-12

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