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ばりばりと無機質の連動
静かな田舎道
冷めた瞳
からからとまわる
風車
「今日は関東全域において太陽は死ぬでしょう」
そうでしょう
そらは永遠の ....
2トントラックに
沢山の腐った死骸を乗せて
叔父さんと二人で焼却炉へ
気まずい車内に酔ってしまうと
何故かだいすきなひとを
じわりじわりと思い出す
揺れる車内に散らされた腐敗臭 ....
蒼白な表情を
死体の父は脆く浮かべた
体から湧き出る日常が
沢山の汚いを表現していて
宇宙の屑のように感じた
(からだの なかの
優しい、濁毒が
ピアノ ....
命が輝きすぎて
あまりにも掌が汚いものに感じる
呼吸は
もっと尊かったはずだ
その日の空は
限りなく紫なオーラを帯ていて
隣の青山さんが
酷く赤っぽく見えていた
学校では
校長がメッシュを入れていて
それが限りなく絵の具っぽくて
生徒全員含み笑い ....