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 You've been thunderstruck
   お前は雷に打たれたんだ

          ── AC/DC








老鶯の声雷にふと揺 ....
 触れることのできるこの時間も
    いつかは終わる

       ── never young beach







何気ない静かな日々に夏陽さす

もう二度と ....
 散歩日和さ
  埃が光ってる

    ── never young beach






夏きざし隣街まで散歩して

挨拶に日傘を上ぐる日和かな

話しかけやすさうな ....
 花は見たい人のために
   いつでも存在する。

      ──アンリ・マティス








屋上に猫駆けあがり夏の空

撃ち合ひに父も子もなし水鉄砲

水鉄砲 ....
 
 ふりむくな ふりむくな
    うしろには夢がない

          ── 寺山修司







紫陽花や今日も明日も通る道 

紫陽花や毎日通るこの家も

 ....
 
 時計の針が前にすすむと「時間」になります。
  後にすすむと「思い出」になります。

          ── 寺山修司





紫陽花に雨近づくや曇り空

もどり来て ....
 笑うか笑わないかは個人差があります。
   その点はご了承下さい。  敬具



 

 真面目な俳句 九句


紫陽花の季節いつものその家も 

紫陽花をもうしばらくに見て ....
 
 涙の跡を指でなぞり
  悲しみに、もう一度ゆけと言う

         ──羊文学






青空をひとつ残して蝶別る

青空の下に別れて蝶ふたつ

風聴いても ....
 愛想がないのはもともと
  説明するのも苦手で

       ── kanekoayano

 




 黒柳徹子(さん) 四句

夏の朝徹子の部屋に来る徹子 🧅🚗

 ....
 それしかできない
   ごめんねと 書く

       ── 羊文学




夏のバス不審なぼくを皆避ける 🚍

決められずプリンとゼリー混ぜて食ふ 🍮

おっぱいにチップ ....
 気が利くような言葉はいらない
  素晴らしい特別もいらない

       ── Aimer





咲くいのち散るいのちあり揚花火

しじみ蝶花へ花へと色移り

石塀に ....
 それは神様でも
  たぶん知らなかった

       ── hound dog





何か言ひ残すかのやう春の雪

やがて散る花もたしかな今を咲く

鶯や健やかに ....
筍と米五キロ買う日和なり

シーツ干す鶯の声たどたどし

水風呂で整う人の摩訶不思議

春の風粗大ごみの日のベビーカー

道草する犬とイヌフグリの青よ

春嵐生きとし生ける者の今
どこまでも今朝冬空に君の名を 散る音も転がる音も枯葉らし

寒のみを老野良猫に感じたり

木枯らしや葉っぱ転がる二歩三歩

{ルビ皸=あかぎれ}が嫌がらせする小指かな

ランナーを真似てか岸辺走る鴨

それぞれ ....
コーヒーをやめて{ルビ白湯=さゆ}にす冬の朝

小春日の電車園児に満たされて

ふくよかな大根足の{ルビ娘=こ}もいいね

その音のパリッと淋し踏み落葉

シュッとして冬のゴキブリ安楽 ....
詩の様に小花に秋の小蝶ゐて

食ふ顔も干柿に似るおばあちゃん

靴置き場{ルビ紅葉=もみぢ}もふたつ並びをり

妖精が紅葉を履いてやって来た

ぷるぷるの中に歯ごたへ橡の餅

干柿 ....
書きかけの手紙の様な薄紅葉

カーテンの影絵淋しく冬隣

秋しぐれ束の間淡き木々の色

シュッシュッと刻み金平牛蒡かな

稲の波案山子も少し溺れけり

生姜混ぜきれいな水で蕎麦食べ ....
朝顔や手の届かざる空の紺

コスモスは風に倒され起こされて

{ルビ身体=からだ}より影長くして{ルビ飛蝗=ばつた}とぶ

かぼちゃ煮る母ゐる今を大切に

虫の音は心安らぐおまじなひ
 ....
 描き出すもの
  愛も欲望も全部絡まっていて

         ──Grapevine






赤とんぼ夕陽と共に籠に入れ

虫の音やそのお姿は置いといて

名を知 ....
 正解は今僕が変えてみせるから

         ──羊文学




夏祭り夢見て帰るおんぶかな 🏇

油断して気付けば大人ソーダ水 🧋

裕次郎部下もいろんなサングラス 🕶️ ....
針ひとつ氷の辺に立ちつくす



夕暮れに黒の交わる底翳かな



ひたひたと夢の終わりに生える藤



凍る夜と凍らぬ月の影ふたつ



断崖は枯 ....
廃バスの窓に無数の烏瓜 空腹に夜桜食って夜を満たす 僕アトピー
悲しみ消えた
血となって

問題は
むしろ寝れない
ことなのさ

かゆみという
鈍い苦しみ
たずさえて

人生を
二十七年
続けたら

今の今
なぜだか僕 ....
唐草フウさんの俳句おすすめリスト(25)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
まぶしい便り- 森田拓也俳句8*25-7-3
そんな日の朝に- 森田拓也俳句7*25-6-30
散歩日和- 森田拓也俳句11*25-6-24
あいラブユー通信- 森田拓也俳句7*25-6-22
小さな夏の手紙- 森田拓也俳句13*25-6-20
時間の外へ- 森田拓也俳句13*25-6-18
リバーシブル・カウボーイ- 森田拓也俳句10*25-6-14
深呼吸- 森田拓也俳句11*25-6-13
徹子のヘア_〜たまねぎおばさんの日常- 森田拓也俳句7*25-6-13
ぼくはおっぱいがすき_〜愛ゆえに- 森田拓也俳句18+*25-6-9
白紙に散る夏- 森田拓也俳句8*25-6-4
嘘つきごっこ- 森田拓也俳句18*25-5-25
春の風- そらの珊 ...俳句3*25-4-19
_- 落とし子俳句1*25-1-30
冬の童話たち- 森田拓也俳句17*24-11-22
誰かの冬の物語- 森田拓也俳句13*24-11-13
もみじナリティ〜。- 森田拓也俳句13*24-11-6
モノクロームな残像たち- 森田拓也俳句8*24-10-20
幻燈機のなかで- 森田拓也俳句9+*24-10-11
おじいさんになっても- 森田拓也俳句14*24-10-2
お言葉ではございますが- 森田拓也俳句7*24-9-24
冬と喪心- 木立 悟俳句218-5-9
烏瓜- 春日線香俳句311-10-27
_- BOOKEND俳句3*09-4-7
アトピー- 俳句3*07-9-11

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