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 真面目な俳句 九句


紫陽花の季節いつものその家も 

紫陽花をもうしばらくに見て ....
 
 涙の跡を指でなぞり
  悲しみに、もう一度ゆけと言う

         ──羊文学






青空をひとつ残して蝶別る

青空の下に別れて蝶ふたつ

風聴いても ....
 愛想がないのはもともと
  説明するのも苦手で

       ── kanekoayano

 




 黒柳徹子(さん) 四句

夏の朝徹子の部屋に来る徹子 🧅🚗

 ....
 それしかできない
   ごめんねと 書く

       ── 羊文学




夏のバス不審なぼくを皆避ける 🚍

決められずプリンとゼリー混ぜて食ふ 🍮

おっぱいにチップ ....
 気が利くような言葉はいらない
  素晴らしい特別もいらない

       ── Aimer





咲くいのち散るいのちあり揚花火

しじみ蝶花へ花へと色移り

石塀に ....
 それは神様でも
  たぶん知らなかった

       ── hound dog





何か言ひ残すかのやう春の雪

やがて散る花もたしかな今を咲く

鶯や健やかに ....
筍と米五キロ買う日和なり

シーツ干す鶯の声たどたどし

水風呂で整う人の摩訶不思議

春の風粗大ごみの日のベビーカー

道草する犬とイヌフグリの青よ

春嵐生きとし生ける者の今
どこまでも今朝冬空に君の名を 散る音も転がる音も枯葉らし

寒のみを老野良猫に感じたり

木枯らしや葉っぱ転がる二歩三歩

{ルビ皸=あかぎれ}が嫌がらせする小指かな

ランナーを真似てか岸辺走る鴨

それぞれ ....
コーヒーをやめて{ルビ白湯=さゆ}にす冬の朝

小春日の電車園児に満たされて

ふくよかな大根足の{ルビ娘=こ}もいいね

その音のパリッと淋し踏み落葉

シュッとして冬のゴキブリ安楽 ....
詩の様に小花に秋の小蝶ゐて

食ふ顔も干柿に似るおばあちゃん

靴置き場{ルビ紅葉=もみぢ}もふたつ並びをり

妖精が紅葉を履いてやって来た

ぷるぷるの中に歯ごたへ橡の餅

干柿 ....
朝顔や手の届かざる空の紺

コスモスは風に倒され起こされて

{ルビ身体=からだ}より影長くして{ルビ飛蝗=ばつた}とぶ

かぼちゃ煮る母ゐる今を大切に

虫の音は心安らぐおまじなひ
 ....
 描き出すもの
  愛も欲望も全部絡まっていて

         ──Grapevine






赤とんぼ夕陽と共に籠に入れ

虫の音やそのお姿は置いといて

名を知 ....
針ひとつ氷の辺に立ちつくす



夕暮れに黒の交わる底翳かな



ひたひたと夢の終わりに生える藤



凍る夜と凍らぬ月の影ふたつ



断崖は枯 ....
廃バスの窓に無数の烏瓜 空腹に夜桜食って夜を満たす 僕アトピー
悲しみ消えた
血となって

問題は
むしろ寝れない
ことなのさ

かゆみという
鈍い苦しみ
たずさえて

人生を
二十七年
続けたら

今の今
なぜだか僕 ....
唐草フウさんの俳句おすすめリスト(17)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
リバーシブル・カウボーイ- 森田拓也俳句10*25-6-14
深呼吸- 森田拓也俳句11*25-6-13
徹子のヘア_〜たまねぎおばさんの日常- 森田拓也俳句7*25-6-13
ぼくはおっぱいがすき_〜愛ゆえに- 森田拓也俳句18+*25-6-9
白紙に散る夏- 森田拓也俳句8*25-6-4
嘘つきごっこ- 森田拓也俳句17*25-5-25
春の風- そらの珊 ...俳句3*25-4-19
_- 落とし子俳句1*25-1-30
冬の童話たち- 森田拓也俳句17*24-11-22
誰かの冬の物語- 森田拓也俳句13*24-11-13
もみじナリティ〜。- 森田拓也俳句14*24-11-6
幻燈機のなかで- 森田拓也俳句9+*24-10-11
おじいさんになっても- 森田拓也俳句14*24-10-2
冬と喪心- 木立 悟俳句218-5-9
烏瓜- 春日線香俳句311-10-27
_- BOOKEND俳句3*09-4-7
アトピー- 俳句3*07-9-11

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