言うに言えないことがあって
親友たちに相談しても
そのひとことだけが言えなくて
言えるとしたら
その相手とはすなわち
あなたではない誰か
そっちに行くのはめんどうで
それでも行きたい ....
雨が降ると誰かが
迎えに来てくれるような
気持ちになります
傘を持っていないふりをして
しばらく軒下に立ってたら
偶然あなたはあらわれました
雨、ありがとう。
明日太陽がなくなったら
僕らは盲目の世界を生きるの?
影がないと寂しい
光がないと寂しい
僕らがいないと寂しい
聞こえる 冬の声 広がる 雪の色
涙どれだけこぼしても 愛されたときは戻らない
ふたりで描いた夢だけど 色がつく前に消え失せた
いつまでも 君を忘れられない
沈みゆく 太陽追 ....
それは
私の
目であり
鼻であり
口であり
顔であり
肉であり
血であり
骨であり
そして
私のありふれたかけらである
はじめて会った
気がしないのは
なぜだろう
やさしいまなざし
知っているのは
なぜだろう
話しながら左手を右手で
撫でる癖を知っているのは
なぜだろう
その手のぬくもりに ....
誰なのだろうかと考え続けて
無性に人が恋しくなる
何回巡り廻っても分らない
死線の視線のその先の向こう側から聞こえる音
悲しかったけど
洗面所の象が
あたしよりも先に涙を流したので
「泣くなよ」って励ましたら
あたしは泣けなくなった
君を傷つけまいと必死になって
失踪してきたあの路
君を壊して僕は壊され
鋏は切るものではなくなった
「変わるものもあるけど変わらないものもある」
すごい人だぁ
なにがスゴイって
この言葉をメールとか文章じゃなくて
面と向かって言った君がすごい
やさしさってこういうこ ....
あいつとの想い出を すべて塗り潰したい
記憶の改竄を 密やかに行いたい
本当の終幕を 君の手で引いて
あいつと行ったケーキ屋に突入
苺タルトを美味しく食べて
君の楽しい話に ....
仕事 ほっぽり出して
詩なんて書いてる
なんか悩んでる
25歳 初恋でございます
ほしいものは なんでもあげる
いらないものは全部捨てていい 無理しなくて良い
微々たる ....
逃げ切れるのなら 僕を悪者にしちゃえば良い
僕ひとりを犠牲にして 逃げちゃえば良い
誰もがみな 自分を可愛いと思うだろうし
気が済むというのなら 逃げちゃえば良い
自然 ....
君といると何だか風船を持って歩いているみたいだよ。
だから何?
昨日は君の夢をみたよ。
だから何?
こんな事 人に話すの初めてだよ。
だから何?
これ、良かったら貰 ....
お散歩 スキップ 桃源郷
クルミ オレンジ セカンドハウス
シュークリーム あいしてーる
つい ジュテーム
猫追いかけて 君と一緒にカフェ
食べようドーナツ ふたりでドー ....
{引用=
? コラージュ
通勤電車の空間の歪み
ポリバケツの中をワープしながら
流転する定めの憂鬱な朝
紺碧の地面に近づく
窓外の空気
遠くに ....
恋に落ちるって こんな気持ちだったっけ?
もしかして 初めての想い
カラダ全ての細胞が変わったようです
あいつと別れて 泣いた夜も
貴女との出逢いのためと 今は思える
何 ....
うにょん
君が言う。
うにょん
好きだ。
声が良い。 音が良い。
うにょん
幸せな気持ちになる。
うにょん
いろはに こんぺいとう
....
哀しいと
呟いた君の泣き顔
今にも消え入りそうで
その涙はとても綺麗で
儚いってこういうことかって
僕は愛だとか抽象的な物は信じないけど
君がまだそこにいるって
....
午前6時13分
白み始めた朝の空に
くっきり はっきり しっかりと
鉄塔が立っている
その美しい曲線で鉄塔同士手を取り合い
どんな歌を歌うのか
どんな踊りを踊るのか
どんな愛をささや ....
ボクはキミを知らない
キミはボクを知らない
ボクはボクを知ってる
キミはキミを知ってる
もっと キミのことを教えて
ボクも ボクのことを教える
そして いつか
....
{画像=070313231143.jpg}
{引用=
? 妖精
真摯すぎる球体に圧縮されて
解凍できない孤独
絶望は安らかな顔で
未だ眠っている
秘密にも行き場所 ....
『断れない人』はきつねうどんが大好きでした。
開店早々の立ち食いそば屋に入ろうとしたある寒い朝、
「おはよう 『断れない人』!今日は寒いからタクシーで一緒に行こう」
するとそば屋など無かったかの ....
{引用=
薄いスカーフのように
あなたの面影は
風にさらわれた
私への叫びも残さずに
あんなにも抱きしめたかった
しなやかなシルエット 柔らかさ
....
残酷な少女がやってきて
僕を恋に突き落とした
残酷な少女は落とした僕の心を踏んだ
何も知らずに
何も気づかずに
残酷な少女は敬語が下手で
落ち込んでいたが
僕はそれが嬉しかった
....
「好き」という言葉に
飽きたとしても
君を見て ピンッと動く気持ちの方向は 変わらないと思う
ずっと
{引用=
心を蝕む夢幻の色
叶わぬ願いが埋められた
星の荒野は
あの蒼天の彼方
高すぎる空の輝き
曇った大地から立ち上る幾多の眩暈
行為のシルエットをたどりな ....
傘が僕を置き忘れる。深く。
雨の良き理解者である君は
四季と死期を数えて日暮れ待つ
ふたりして迷い込んだ夏は
手を繋いでいるにも
汗ばんでいるにも
息をしているにも
余 ....
ねじくれない僕ら
合い言葉は 道行く人へ
「ねじ、くれない?」
720度のギャップ
合い言葉は 道行く人へ
「ねじ、くれない?」
ネジマキ派のつどい
ねじの回り ....
朝が来ない
出せもしない手紙の 長い夜
想うのは君のことばかりだった
遠回りして
君の教室の前を通り過ぎてみようとしたとき
階段のところでいきなり 出会ってしまっ ....
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