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三年ぶりの故郷の海は
以前よりも幾分痩せていた
「少し痩せたんじゃない?」
そう言ってみたが 海は黙々と同じ作業を繰り返していた
三年ぶりの故郷の母は
以前よりも幾分 ....
どうか私に惚れないで下さい
あなたとは結ばれることは決してないのですから
どんなに想いは通じていても住む世界が違うのです
それは許されないことなのです
どうか私に惚れないで下さい
....
ペタッ
と君の心に 張り付いた
僕の心
君はチラッと 見ただけで
付箋のように 軽やかに
半分に折って さようなら
スラッ
と伸びたその指に 釘付けになっ ....
君の子犬のような無邪気さと
あなたの大犬のような聡明さ
君の突拍子もないところと
あなたの包み込む優しさ
君の無遠慮さと
あなたのおしとやかさ
私にはどちらも選べない
いっそ ....
消えた小龍包
せいろの中に こじんまりと佇んでいたはずなのに
蓋を開けたらいなかった
一日の疲れを癒すあの甘い肉汁も無くなった
れんげの中で慎ましやかにしながらも誇りを持ったあ ....
誰にも遠慮せずに優しさを開放した日は遠い過去のこと
今はまた 心を閉ざし優しそうな人でいる
穏やかで誰も傷つけず、誰にも傷つけられず
平和な日々を送っている
あなたはどうですか?
自 ....
メールを待っているのです 君からの。
どんな事務的な内容でもちゃんと専用のフォルダに収集してあるよ
電車の中であてずっぽうにフォルダの中から一通読んでみたりもするよ
特別な場所に保存してある ....
君といると何だか風船を持って歩いているみたいだよ。
だから何?
昨日は君の夢をみたよ。
だから何?
こんな事 人に話すの初めてだよ。
だから何?
これ、良かったら貰 ....
午前6時13分
白み始めた朝の空に
くっきり はっきり しっかりと
鉄塔が立っている
その美しい曲線で鉄塔同士手を取り合い
どんな歌を歌うのか
どんな踊りを踊るのか
どんな愛をささや ....
『断れない人』はきつねうどんが大好きでした。
開店早々の立ち食いそば屋に入ろうとしたある寒い朝、
「おはよう 『断れない人』!今日は寒いからタクシーで一緒に行こう」
するとそば屋など無かったかの ....
残酷な少女がやってきて
僕を恋に突き落とした
残酷な少女は落とした僕の心を踏んだ
何も知らずに
何も気づかずに
残酷な少女は敬語が下手で
落ち込んでいたが
僕はそれが嬉しかった
....
チェセロロさんのつむじまがりさんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
【三年ぶりの故郷】
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つむじま ...
自由詩
6*
09-3-12
【ゆきおんな】
-
つむじま ...
自由詩
6*
09-3-3
【付箋の恋】
-
つむじま ...
自由詩
3*
09-2-5
【冬の大三角関係】
-
つむじま ...
自由詩
7*
08-11-22
【消えた小龍包】
-
つむじま ...
自由詩
5+*
07-5-18
【開放された優しさに】
-
つむじま ...
自由詩
1*
07-5-13
【残酷な少女Ⅱ】
-
つむじま ...
自由詩
1*
07-5-11
【だから何?】
-
つむじま ...
自由詩
5*
07-3-29
【鉄塔の歌】
-
つむじま ...
自由詩
3*
07-1-23
【断れない人】
-
つむじま ...
自由詩
2*
07-1-11
【残酷な少女】
-
つむじま ...
自由詩
5*
06-12-13
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