きみもいま

地球の重力のなかにいる

月を見てる

おなじ引力のなかにいる

もう二度と

積極的には会わないひと


さいごの約束を

ふたりで破ったのは

何年 ....
骨だけになったさかなのように
あいつらはしんでる

疲れちゃって ねえ
なんもないの ねえ
気づいちゃったの?
わかってるの?

細胞が分裂
小刻みに震えるからだ
あたま 割れ ....
松ぼっくりも
気づかないうちに
こんなに大きくなっていた

ほんとに秋がくるんだ

黄金色の秋が

色づく秋が
アスファルトの道を歩いていたら
急に波打ってしまったので
なんだろうと首をかしげていたら
そういえばこのところの猛暑で
線路が歪んでしまったことを
思い出していた


ミニィは
アス ....
あの日
あっというまに難破した僕らは
流木にもなれずに
世界中の海に散らばった

絶え間なく打ち寄せるくらやみの音色に
安心してしまいそうな
ちいさな木片

ほんの少しの誤り
いく ....
買い物帰り
いつものスーパーの
駐車場

自転車を止めて
見上げた空

ああ
あの雲の上に

きっと
神様がおられる
その色鮮やかな蝶は
夏日に照らされ
美しいまま
けれど
完全に死んでいた

きっと
生きている時は
甘い甘い蜜を吸い
葉影で雨をしのぎ
やわらかい草の上を自在に飛び回り

夜は木にとまって休んだのかも ....
そらへ。
そらへ。

たかく。
たかく。

とどけ。
とどけ。
いつか
あのひとに
花を渡そう

薔薇のように豪華ではないけど
わたしの想いのような小さな花を

きっと
ちょっと
困った顔して
でも受け止めてくれるかもしれない

あの笑顔で
窓を
開け放して
眠った朝
窓辺に
水滴が残っていた

それは
音もなく
部屋に
忍び入ったのだろう

まるで
わたしのこころの
あのひとの面影のように
あおいそらと
しろいくもと
とうめいなひかりが
わたしのあたまの
はるかうえで
たのしそうに
おどっていた


すん、と
せすじをのばしていない
そらとくもとひかりは
ほんとうに
たのしそうで
 ....
ほら
赤くなってきたでしょ
ぼくたち

ちっちゃいけれど
もう稚魚なんて
呼ばないで
夜の暗闇の中
街の灯は瞬いて

あのひとは
何をしているだろう
その疲れた身体を横たえて
それとも
誰かと笑いあって

好きです、
とも
慕っています、
とも
言えなかったひ ....
こんなに寒い夏の朝には
キミをなにかで包みたい

アイかなんかで
満月には
ほんの少し欠けてる月が出てる

あの月を
空から取り外して
粉々に砕けさせたい

その時

月はどんな音を立てるのだろう
砕け散ったかけらはどんな色に光るのだろう

砕け散ったかけらを思いき ....
君が笑う度に 新しい恋をする まだ日が沈む前に見える月は
淡く
小さく
夜を待っている
テレビだって
顔だって
敷居だって
膝だって
ぼくのマクラだけど

やっぱりここが1番

・・・それにしても
クビ痛くないの?
こんな夜のなか
泣いてるひとがきっといる

わたしみたいに
毎日が
毎日が
ずっと続くなら

もう無理

でも
今日も明日には昨日になって
朝になれば明日が今日になっている

そうやって
人びとは過ごしていくのかな

毎日を
毎日を乗り越えて
誰かが落とした
小さな幸せを
少しずつより集めたら
こんな花になるのかな

薄桃色
紅色
そして白
グラデーションになって

小さなまんまるが
肩を寄せあう
そして
柔らかくふっくらとふくらんで

そ ....
朝ごはんの時間だね
なかよく食べてね

少し金魚っぽくなってきたね
   <ホルン 
     1st、3rd:主に高音部
           ソロを演奏することが多い
     2nd、4th:主に低音部
     パート数に人数の満たない楽団では
   ....
不意に
日記日和だと感じた日は
ペンを
離さないで過ごす
 
夢で見たことや
その日にあったことを
全て
日記につける
 
 
例えば
夢に出てきた男の子が
かっこよかった、 ....
「自分よりも苦しんでいるひとたちがいる」だって?
「自分よりも自分に頑張っているひとたちがいる」の間違いだろ?

「頑張っているひとたちに申し訳ない」だって?
まずは自分に頭を下げるんだ

 ....
そんなとこから
来たんだね

明日もまた
遊びにおいで

亀の餌なら
たくさんあるから
規則的に点滅繰り返す蛍光灯
「本日の放送は以上をもって全て終了しました」
冷めかけの珈琲 書きかけの日記帳
あとに残るは破られたカレンダーと砂嵐だけ

どうしてだろう
僕だけが ま ....
飛ぶはずだった


憧れのなびく この地で
丁寧に編み上げた羽を
広げて様子をうかがっていた


冷たすぎず暑すぎず
体温に溶け込む風

見え隠れしながら射す陽気

たゆませた草の
ゆりかごは
すで ....
反った背中に

命の雫が伝う

痛いのか
悲しいのか

顔を歪めて

全身全霊の

叫びを



それを見ている

私は

嬉しさと
切なさとが

混じった ....
インターネットは平面ではなく
地球と同じように
丸いものかもしれない

地図で見る地球は
右端と左端が遠く感じるけれど
実際はつながっていて
ものすごく近くにある
カナダとロシアは
 ....
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