咲けなかった
私を折ったのは誰?
プロフィール読んだら
すごく嫌いなタイプだけれど
言葉の使い方が上手いんで
ポイントあげます
いままで
まったく
こっちの作品には
ポイントを入れてくれてないけれど
描かれてる情景 ....
まけるもんかと
うたってやるんだ。
まけないで
まけるもんかと
うたってやるんだ。
せかいじゅうにとどくくらい
おおきなこえで
うたうんだ。
かってないからって
まけた ....
乾いた土だらけの
広大な畑の中で
手を振る人がいる
呼ばれている人は
ずっと遥か先なのに
動きに反応して
手を振りかえしている
互いがこんなに離れても
どうしてわかるのだろう
ビ ....
庭の水鉢
広がる波紋
メダカは
どうしているのかな
ざぶざぶと流れてく
川は 孤独を知らない
ゆらゆらの橋を渡る
透明な人たちを
見送る僕は
少しだけ こどく
遠く遠くの
さざなみの
空と雲と ....
君がいるから 何もいらない
君が笑えば 何もいらない
嘘じゃないよ ほんとだよ ホントだよ
ポケモン全部集めたよ
うちでのこづちも見つけた
だけど、君がいるから要らなくて いらなくて ....
白詰草の花冠
年上のお姉さんに教わった
作り方
今でも覚えている
手に草の露を付けながら
夢中で編む
その姿は
小さな花嫁のようで
強く生きるその花は
だけど、優しく微笑みか ....
ナッツと
いえども
わびさび
でしょう
五月晴れの匂う
青い空の下
潤いの粒がキラキラ光る
生き生きとした緑の葉っぱたちが
風に揺られて
カサカサと何かお喋りをしていた
何だろうと聞き耳を立てても
わたしは人間なので
うまく ....
コルトレーンのサックスが
僕のペンを踊らせて
水色のノートに
リズムを覚えた言葉達
派手に転んでは
また立ち上がる
詩がダンスなら
人生だってダンス
空白のページに
素敵な言 ....
きみどりの薄皮をひらいて
瑞々しい透明を露出させる
縦に切っても
横に切っても
どこまでもたまねぎだから
うれしくて
うれしくて
なきそうで
やわらかい切り口に
崩れそうになる
か ....
確か6匹だったのに
見るたび数がふえていく
いつかは赤くなるのかな
ぼくらは金魚の子どもです
猫も毛の衣替え
冬の厚毛は
飛ばされ
風にのり
夏の暑さを呼びに行く
「愛してるよ」と言われると、沈黙してしまう
わたしにとって、愛は、無償で尊いもの
以前、本で読んだ台詞を思い出す
{引用=
愛っていうのはね なくならないんだよ
....
めをひらき
みあげたそらの
青さにふと
あなたにあえないつらさをしる
無意味に涙が滲むのは
己の弱さを隠すため
自己防衛の殻にメス入れて
痛さにまた歪めても
泣かない鳴かない啼かない
ツギハギだらけの身体を愛してくれるだろうか
たっぷりと綺麗なお湯を張り
たぷん、とそこへ身体を潜り込ませた
暖かな気持ち良さが
ほんのり心地よい
綺麗な
本当に綺麗なそのお湯を
手で掬ってみると
遠くの飢えたいの ....
「にゃーにゃー」
「にゃにゃ?」
ご主人さまが
猫語を真似て
話しかけてくるけれど
何を言ってるのか
さっぱり
わかんないニャン
ここはひとつ
狸寝入り
じゃなかった
猫寝入り?
例えば100メートル走なら
パンッてなるピストルで
例えばオーケストラの演奏なら
スッと構える指揮者で
例えば私たち人の誕生なら
オギャーッていう泣き声で
たった刹那に起こるそれで
何かがはじまる
自分のこころをみつけると
優しい時間が始まるよ。
お茶を飲んですこしゆっくりして
優しいとらんぺっとの歌を唄おう。
五線譜はソコラヘンにあふれているし
と音記号だってあなたを待っているから
....
汚れた空気を吸い込んで
白く吐き出す
スーツを着た人たちは足早に
私を押しのけていく
こんなに人がいるのに孤独だよ
おつかれ
君は最後までキレイだね
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