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君の左胸に棲むような美しい臓器になりたい


カップラーメンに朝日差し込めばきっと天使の死期も近い


冥王星なくなり平穏に過ごす日々


まさか虫歯にチェンバロが効くとは
 ....
(あれが僕の星)






開けられた鳥籠からっぽ当たり前


叱るという概念のない2090年


光る星は全て同じ


片足の彼女の羽のうつくしさ


き ....
くりくり
くるくると透明が
世界を構築している夜でした
星空が邪険に
その様子を見下ろしていて

「真知子」

と呼ぶ声がしましたが
わたしの名前は真知子ではありませんでした
もう ....
水風船われた
いつだって世界は僕のものではない
遠すぎる場所のことをうたったところで
僕のちっぽけな道は途切れたまんまだ
蝉しんだ
このまま地獄へ帰ってしまおうか
切ないことばかりを言って ....
いつまでも星の見えない東京をピンクに塗った兄貴を和姦



声優の違うのび太は土曜日の昼ドラなんかに癒されている



ジーパンのチャックを開けてメギラマと唱える男子トイレの隅 ....
 


 結局僕らは、手を繋ぐことも恐れていたから、きっと、人間なんて外枠は、どうでもよかったんだね。感覚で繋がる、思いは繋がっている。「繋がる」なんて言葉の嘘を、僕らはとうに見破っていた。不器 ....
あたしのしんぞうには
たまごをいっこかっていて
ママがいうには
たいせつなひとのために
とっておきなさいって


あのねママ
そのたまごは
かえるの?
もうすこしで
なにかが
 ....
      ■■■■■■■■■■■■■■■■■■
     ■箱とは、隠すための手段だ。箱とは■■
    ■、入るための手段だ。箱とは、入れ■こ■
   ■るための手段だ。箱とは、遮るため■の ....
?.

{引用=
「俺は白だ!」空が泣いていた。空は自分のことを白色だと信じて疑
わなかったのだ。「違うよ、君は青色なんだ」「嘘ばっかり!」どう
しても聞いてくれない空に、僕は鏡を持ち出した ....
ほの暗い世界に浮かぶ首筋に沿われる指がナイフに変わる



地図にも載らない楽園を住民票にも載らない妹の兄一方通行



百回目姉と知りつつ背徳を覚えて二人鉄柵越える


 ....
先生 この前のテストは100点だったけどBでいいです先生私先生が好きです。


ラメ入りの少年 惚れさせてしまうのは男どもばかり 生理も来ない


触れてとは言わない言えないでも触れな ....
 



晴天は、たくさん好きな人がいて、その人が死ぬと大声で泣く。




抜歯したあとでミスドの店員と腑抜けな笑顔を見せ合っている




関われる話題がないのでROM ....
 占い師のバラードで混み始める市役所


 1/60億 分母そんなにいらない


 猫おっかけて風になったどうしよう


 「人間」だなんて、もっと軽々しい名詞でいい


 ....


るるる
時には名もないあなたを「あなた」と呼んでみる
「あなた」 あなたはふりかえる 顔のあるあなたは
時として 「あなた」ではあるものの あなたではなくなってしまう
時がある 「あ ....
        僕
 には携帯を充電す
 るより少しだけ大切なことがある たま
                  に
                  は逆らってみたいと思う
    ....
パイの実がすぐ空になる すぐ空になるものがあと一つだけある


一人では食べきれなくて汚された皿の匂いは部屋の匂いで


単純な作業に終われああ今日も八年前と同じ青空


「何」と打 ....
歩き出す 30分で寝るために回り続けた扇風機まで

売春で出会った君が好きだったロイズのチョコを噛んだりしてる

今一度死んでもいいというような気分で英語の授業を受ける

明日の朝、起きら ....
たもつさんのピッピさんおすすめリスト(17)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
もにょもにょ- ピッピ川柳1207-1-26
ファンタスピカ- ピッピ川柳6+06-4-4
真知子- ピッピ自由詩805-11-7
切なさ大爆発(夏のせい)- ピッピ自由詩6*05-9-4
eternity- ピッピ短歌8*05-3-26
コバルトブルー99%- ピッピ自由詩1804-11-14
たまご- ピッピ自由詩604-10-21
ブラックボックス- ピッピ自由詩1404-10-18
douze- ピッピ自由詩11*04-10-9
月光欲_(本木はじめ「夜光中」に寄せて)- ピッピ短歌5*04-9-14
破壊活動- ピッピ短歌45*04-9-12
カンパリ(comparing)- ピッピ短歌8*04-8-19
Q- ピッピ川柳3404-8-10
あなたが_るるる_そこにあるということ- ピッピ自由詩804-8-3
僕には携帯を充電するより少しだけ大切なことがある- ピッピ自由詩804-7-25
ひとりぐらし- ピッピ短歌6*04-7-4
回り続けた扇風機- ピッピ短歌18*04-7-3

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