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冬木立、腕の隙間を
北西の風が吹きぬける二月
硝子を隔て、
わたしは陽射しを貪る


両の手を
時折、虹色に光る猫の背毛に沿わせ
体温を求めながら
かなしみを忘れるわたし

セー ....
まどろみの向こうで
たまごが焦げる
かしゅ、かしゅ、と三つを割って
手馴れた指は
ぬるく充満した昨夜の空気と
朝とを掻き混ぜたのだろう

ふっと白くなる意識と
休日の実感とを
贅沢に ....
ねろさんの銀猫さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬の彼方に進路をとれ- 銀猫自由詩14*08-1-25
オムレツ- 銀猫自由詩27*07-11-15

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