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寂しさを積み上げた山は
秋の匂いがした

木の実を拾い動物達と話す

寂しさを暖かさが溶かしていく

山がすっかり溶けると
みんな消えていた

残ったのは

痛いくらいにしんと ....
ぴりり、ぴゅり、ぴゅちち
暖かな日差しに唄う小鳥は自由です
さも楽しげに木の芽を眺めたり
軽やかに枝を跳び移ったり
それからきっと恋をしたり
今日はどんな餌を食べようなどと
考えたりもする ....
言葉に溶かした微かな薬
甘く香ってすぐ消えた
だのにどうした訳だろう
僕の胸が痛むのは
蔦谷たつやさんのプル式さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春は月の裏側に- プル式自由詩8*07-3-19
ため息と縁側の季節- プル式自由詩3*07-3-14
明かりの消えた空の下で- プル式自由詩14*07-2-27

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