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「春夏秋冬」



 春
 春冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬
 春春冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬秋
 春春春冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬冬秋秋
 春春春春冬冬冬冬冬冬冬冬冬 ....
彼女が悲しい嘘をつく前に
どうかあの紅色ルージュを塗った唇を
塞いであげて

もう彼女の恋は
海の一番深い場所まで沈み
眩しい眩しい愛が届くのを待っているだけ

「優しさなんて…」
 ....
夜遅くまで純情で

不倫な運動つまんでた

夜明け前を

軽くなって別れて

高速道路ぶっ飛ばす


風が好きだ

まだ夜だ

音と匂いが耳すべる

家路をたどる
 ....
あなたに揺れる夏色の午後
ふざけた軌道を描きながら
私の魂は
花々の嬌声を背景に
太陽の花へと墜落する

真実は一つであるはずないのに
私は眼前の現実が
唯一つの真実であると連呼する
 ....
七歳
私は一人急な坂を自転車で転がりおちていった
あまりにも急だったので、ブレーキをかけたとたん
自転車ごとひっくりかえり、天地がさかさまになったと思ったら
膝からなめらかな血が、信じられない ....
朝、平日の朝

住宅街を歩いた

洗濯の匂いがした

ツツジが鼻先をかすめた

鳥が鳴いている

掃除機の音がする

新緑が風にゆれている


遠い記憶のようだ
飲み干した缶のウーロン茶

無くなってしまったベンチ

夜の自動販売機

高校生の襟首

まっすぐな

まっしろな

失敗をしたことのない

厳しいあなたのことを

た ....
今日のお昼はお刺身定食
刺身にご飯とお味噌汁 そして菊菜の白和え
バイトの子が持って来た

いつもの事だけど また見える
『生』の文字
魚の上 米の上 味噌汁の中 白和えに混じっている
 ....
青い空には初夏の風
まぶしい光が地を注ぐ
流れて落ちる水の{ルビ音=ね}に
心潤い何思う

青い空には初夏の風
きらめく光が地を包む
なびいて歌う草の{ルビ音=ね}に
心安らぎ何描く
 ....
小さな馬が一頭草を食んでる
いただきます、も
ごちそうさま、も
一生分言ったのに
まだ何も言い尽くしていない

クイーンズタウンの山の上にある
レストランで食事をした後
近くの牧場で馬 ....
まぶしさのなか
音は途切れ
夜を忘れてゆく夜に
寒さだけがあたたかく鳴る


壊れた光の波が
足もとを流れる
行くところなく
巡りを描く


小さな眠りが
触れか ....
王子よ
今夜が最後の晩餐と思え

私は王子を
最初で最後かもしれない
戦いへ導いた

勝てるのか負けるのかは
わからない

しかしこのような経験をせずに
いずれ王位を継ぐことは困 ....
夜のジャスミンは
嘘のように もったり 香る

群生の競い 咲き
可憐に淡く 仄かのピンク

あまい 夢の光景
女の花

じょうきする 深い谷
茂り 巻きつく つるのしな

初 ....
何度も筆を走らせた便箋は

あふれ出した思い出でいっぱいになり

私の手はインクで汚れているのです

想う事すら罪だと言うのなら

願うことすら罪でしょう

この息苦しさと共に
 ....
あなたの部屋の扉が内側から開かれて
はた、と目が合う

あいさつよりもさきに
わたしを射るように見つめる瞳の
恐怖、という快感

わたしをどうしようっていうの
と声もあげられず
 ....
さよなら言わずに引っ越した
あの子のおうちのお庭には
たんぽぽみっつ咲いてるの
さよなら言わずにたんぽぽも
綿毛になってとんでくの
死骸とは気づいて

聞こえてくる声だ


見えるのではない

聞こえてくるのだ


死骸とは気づいて

聞こえてくる声だ
緑が柔らかな

春に近い

夏に通うころ

ぼくはきみの扉開く

遠い未来だけが

胸を泣かせる

時代めぐりの悲しみは

ありがとう、さようなら


輝いて戻ろうか ....
月光が街を包み込む夜に
猫は二足歩行で立ち上がり
夜露を手鏡にして
枯葉のコートをまといつつ
雲をカーテンとしながら
おめかしをする

月光が街を包み込む夜に
雀は口笛高くならしつつ
 ....
朝をはじめる太陽は
まるで線香花火のようで

小さく揺れるその玉は
何も迷わず空へ空へ

紫に寝惚けた水平線を
橙に燃やしながら昇っていく

やがて膨らみ色を変え
放つ光は僕を丸ご ....
春の海はやわらかい
海と空との
地平線は線ではなく
ぼんやりとしている

春の空はやさしい
山と空との
地平線は線ではなく
崩れた帯のよう

近くで波の音がする
何度も繰り返すも ....
テストでいい点をとったら
「それでこそ俺の娘だ。」と

テストで悪い点をとったら
「俺の娘だからしょうがない。」と

いつも頭をなでてくれる
そんなあなたの娘でよかったよ

なん ....
私、
頑張ったよ。


出来る限り以上


カラダも
ココロも
悲鳴をあげはじめてきた。


でも、
誰かが待っててくれるから
私は負けない


絶対負けない

 ....
            2003/07/09


郊外電車の
つりかわが
ぶらぶらと
ぶらさがる

丸い土俵に
手を下ろし
はっけよい
相撲力士は
たちあがる

よいと ....
枕元に立つ影は一言ポツリ

罪悪感に苦しみ抜いてください

と、声にならない声で

でも

ボクの意識にダイレクトに

そして

フッと漏れた笑いを残して

消えていった
 ....
朝が来て
さぁ 始めようって
誰が言う

じゃあまたね
また会おうねって
誰に言う

声に出しては
風になって
流れて迷って
自由になって


昨日の自分へ ありがとう   ....
あなたの隣に
夢を置かせて下さい
ほんの小さな夢ですが
あなたの隣にいる限り
とても生き生きとします
あなたが喜ぶと
小さく羽ばたく音を出します
ただ
あまり見つめられると
照れて縮 ....
熱がある

からだのふちを{ルビ象=かたど}るように
白く明滅する波
その中に
おぼれている
ひかる 虫
いくつもの
目を瞑れば
しんしんとうなされて
 寝汗


小さく ....
どうでもいいんでしょ?




・・・愛してくれてると知ってたから

「違うよ」と言って欲しかった


疑ってる気持ちなんか

これっぽっちも無かった

信じられなくて言っ ....
こんなに好きで、

こんなに好きで、

こんなに好きで・・・



あんなに愛し合ったのに

あんな事くらいで今までの信頼が崩れるわけないよ。


そんな軽い気持ちで好きだっ ....
テルテル坊主さんの自由詩おすすめリスト(122)
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