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月が消えていくのではない、影が増えていくだけ。
{ルビ遠奥=とおおく}に聞こえるは影の音、追憶の揺れる影を探している。
ヒトツ見得るだけのこと、ヒトツ見得無くなるだけのこと。
微かに伏せる睫毛の ....
浴衣着て髪をゆって会いにゆきたい

慣れない下駄は足をきりきりひずませ

夏の暑さが心地よくなる

柔らかい心が潰れてきりきり悲鳴あげて


あの日一人で見上げた橋桁の花火
 ....
自分で引っ張りすぎてしまったゴムを放すのが恐くてどうしたらいいのか立ち竦しているようなそんな気分の瞬間 燃え盛る炎で焼け焦げた僕
ひと思いにかじって丸呑みにしてしまいたい
左足の指先をとりあえず摘んでみる
ぼろぼろと宙に舞う
鉄くずなのか
黒焦げの炭かわからないけど
ちょっと前まで僕は四角い ....
靴を履いたまま 沈む
生ぬるく 足をくすぐる

深くまでなって 僕は大きく息を吸い込み
止めて 目をつぶる

生暖かい空間に 頬を触るモノ
目をみひらいても 何もミツケラレナイ

 ....
服部 剛さんの終さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月の半分- 未詩・独白106-10-14
夏の予感- 自由詩12*05-8-24
気分の瞬間_2005.6.9_6:12- 自由詩3*05-6-9
紅恋- 未詩・独白6*05-1-17
「裸足」- 自由詩2*04-4-16

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