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{引用=
いつまでも白でいたいと言ったから、代わりに黒でいようと思った。
熱にうかされて追いかけた影
幸せだったか思い出せない
金平糖を噛み砕く癖・紫煙を燻らせる仕 ....
{引用=(鍵盤が駆け上がる夜、/ガラス片、/鉄塔/に続く紅の、足跡、//)}
裏側はどうなってるかわかりません そんな理由じゃ嫌わぬ 月よ
差しだすとき、グラスの中身は原液です。 ....
「大丈夫。」
そう言ったのは君のためだと、そう自分に言い聞かせた。
「大丈夫。」
返す言葉はこれ以外に無いというほど繰り返した。
「大丈夫。」
表情筋を酷使して営業ス ....
{引用=
(透明な感性とやらがほしくってそれは犬とか食べても安全?)
}
ビー玉が散らばる雪の校庭を裸足で乱そう(見つからないように)
息を吸って吐いて吸って吸って吸っ ....
さよならと言い切ってからその後で未練がましく抱きたい夕べ
しみったれた笑顔ばかりでへらへらと浸かり込んでく夕焼け小焼け
魂のあふるる時に泣くんです 産まれた時もそうだ ....
枯れかけたコップの花に手を当ててげんきになれと口には出さずに
きみからのメールはいつも一行でだけど保護するそれしかないから
さいていだと百回唱えて酒を飲む外は子供の走る足音
使うあて ....
水晶を砕いてください船底でふゆの花びらかくまうように
捨ておいた言葉に幾度も拾われて星座のたもと鋭角を知る
閉じかけた波音の日がよみがえる月の鏡の無言を浴び ....
黒板の日直欄は空っぽでもう聞こえない幼い号令
すみっこでカロリーメイトをかじってる後ろ姿に見覚えがある
段ボール製のアポロの操縦桿左に倒して難破しようよ
....
この恋は無色の花火だ
きらきらと焼失してゆけ
plastic piece
終電の流線形の窓の灯を数え切れずに途中下車する
くずかごに名前をちぎって捨てる朝
涙はなんで ....
交差点 黄色信号 傘持たぬ二人に細い秋雨の降る
自己判断でゆけと告げている点滅の赤その向こう側
助手席で君の視線の動きにさえ見惚れてしまう我は盲目
怖いと言いながら本当は何も恐れてい ....
あんなに痩せっぽちだった友だちが今はひとりぼっちになってた
スリッパを並べると自分にもお客さんがあるみたいで嬉しい
ウォーリーを探せ、と言われてウォーリーしか探さないような子でした ....
朝八時表の庭に出でてみれば雲間草光の中に咲き咲きにけり
妻と子とともに砂丘に立つ未来は知らずはるかな海望み
わが心の思い誰に伝えん憎しみと愛と無知
人人人の塊大阪津波でみんな死ぬなど ....
すみません、僕はいなかったらしいです。探さないでよ見つけないでよ
最後までみつけれらないかくれんぼ、ひとりで帰るにちようの午後
あの星と、この星にいるあなたとは関係ないのを証明し ....
「雪の音階」
舞う羽の静かな音こぼれるよう
手のひらの中で羽化した希望(のぞみ)
こんこんとこころに積もる雪の下
あなたが埋めた種が芽を出す
....
川口 掌さんの短歌おすすめリスト
(14)
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士狼(銀)
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11*
08-2-6
鉄塔にて
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石畑由紀 ...
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14*
07-12-25
大丈夫
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07-12-14
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07-12-12
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07-12-10
自分一人も救えない男が世界を救うような夢を見て目覚めた朝
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07-12-9
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07-12-9
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